ドラ魂キング

衝撃!センバツで活躍するチームは入場行進曲でわかる!?

3月19日に開幕する、第92回選抜高校野球大会の出場校が決定しました。

東海地方では中京大中京高校、県立岐阜商業、そして初出場となる静岡の加藤学園の3校です。

1月28日放送の『ドラ魂キング』では、高校野球芸人としておなじみの、かみじょうたけしさんが、選抜高校野球大会の入場行進曲から今回の優勝校を予想しました。

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センバツだけの「入場行進曲」

県岐商は、先日亡くなられた高木守道さんの母校。

鍛治舎(かじしゃ)巧監督になってから初めての甲子園で、監督は「高木先輩がいらっしゃる間にいいお知らせをしたかった」と話されていました。

昨秋の明治神宮大会を中京大中京が制したため、東海地区からは3校の出場が決定しています。

夏の甲子園と春の選抜甲子園との違いは、選抜には入場行進曲があるということ。

かみじょうさんいわく、なんとこの行進曲から、今回の大会で優勝または活躍する高校を導き出せるというのです。

この試みを、一人で20年以上続けてきているというかみじょうさん。

驚く高田寛之アナと石坂窓花に、「ここ、ちょっとだけしゃべらせてもらっていいですか?」と本気の解説を始めます。

青葉の森=仙台育英?

1999年、71回大会の入場行進曲は、沖縄出身のユニット・Kiroroの『長い間』。

「『長い間、待たせてごめん』って言ってたら、沖縄県勢悲願の初優勝やったんです、そん時」

この年、沖縄尚学が初夏通じて初めての優勝を飾りました。

石坂「なんか鳥肌たった!」
高田「比嘉公也監督の」
かみじょうさん「そうです!比嘉公也さんがちょうどキャプテンの時ですね」

そして、今年の行進曲に選ばれたのはFoorinの『パプリカ』。

とはいえ、この曲から今回活躍する高校を導き出すのは大変だったというかみじょうさん。

「まずは歌詞を全部書き出しましてね。『曲がりくねりはしゃいだ道。青葉の森で駆け回る』、この青葉の森、青葉の杜、これちょっと仙台育英じゃないかなというね」

歌詞から連想した杜の都、青葉区というキーワードから紐解いた結果、かみじょうさんは仙台育英高校が有力だと推察しました。

花咲徳栄?智辯和歌山?

「ほんだらね、途中から『パプリカ、花が咲いたら』いうのも何回も出てくるんですよ。花が咲くっちゅうたら関東の花咲徳栄。まさに花が咲く!花咲徳栄じゃないですか」

しかし、「ちょっと待ってくれよ、こんな簡単に決めてええんか?」と躊躇したかみじょうさんは、『パプリカ』の振り付けも動画でチェックしてみることに。

「振り付けの踊りがね、どうみても智辯和歌山の応援団のジョックロックの時の動きそっくりなんですよ!横からこうカッカッていうのが」

これはもしかしたら智辯和歌山かな、と考え直したかみじょうさんでしたが、まだこの答えに納得できなかったようです。

「パプリカという花、ちょっと待ってくれよって。今までの大会で、花の歌の時ってどうやったんやろ?」

素朴な疑問を持ったかみじょうさんは、早速調査を開始。
すると、驚くべき一つの結論にたどり着いたのです。

「花」がらみの年は東海勢が大活躍!

「76回大会、『世界に一つだけの花』。2004年、この時の決勝のカードが済美高校対愛工大名電」

愛工大名電は準優勝、ドラゴンズの堂上直倫選手が1年生の頃です。

そして去年の行進曲は『世界に一つだけの花』と『どんな時も』の2曲。

かみじょうさん「去年の優勝はどこですか?東邦高校ですよ、愛知勢ですよこれ」
石坂「はっ!」
高田「あらっ?」

2013年の85回大会は『花は咲く』。

「これは決勝戦は愛知県勢は来てないですけど、高木守道さんの母校である県立岐阜商業はベスト8まで来とるんですよ」

つまり、かみじょうさんが出した答えは、「花がつく時は、東海地区の学校は大活躍するというね、この結果に私、至りました!」。

石坂「いいところまで行くんですか?」
かみじょうさん「3大会中2大会は愛知勢が準優勝か優勝してますんで。決勝まで行ってもおかしくないですし」

とはいえ高田アナには気になることがあるようで。

優勝のチャンスはどこにでも

「正直ね、ここ数年の傾向でいいますと、近畿勢なんですよ、センバツは」

かみじょうさんの理論をスルーして、すでにあきらめムードを漂わせる高田アナ。

高田「去年は東邦高校、見事な優勝でありましたけど、その前は大阪桐蔭、大阪桐蔭、智弁学園」
かみじょうさん「履正社ね。強いんですけども、この近畿大会で優勝した天理を中京大中京は神宮大会で下してると。そういうデータもありますから」

今回の出場校を見たかみじょうさんが感じたのは、「ここがドンと抜けとるな、という学校は正直ない」ということ。

つまり、どの学校にも優勝のチャンスがあるということです。

かみじょうさんの「選抜入場行進曲理論」から導きだした仙台育英、花咲徳栄、智辯和歌山、そして東海地方の高校が活躍するのか、高田アナの指摘通り近畿勢が優勝をかっさらうのか、はたまた全く名前の上がらなかった高校が歓喜の雄たけびをあげるのか。

注目の選抜高校野球大会、3月19日開幕です。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年01月28日18時20分~抜粋

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