ドラ魂キング

パチンコをしてたら館内放送が…高木守道の初ホームラン裏話

1月17日に急逝された元中日ドラゴンズ監督の高木守道さん。
ドラゴンズ応援番組『ドラ魂キング』(CBCラジオ)にも数多くの追悼メッセージが連日寄せられています。

23日の放送では西村俊仁アナ、加藤由香アナがメッセージを紹介しながら、高木さんが生前にゲスト出演した際の音源も放送しました。

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リスナーの反応

西村「突然でびっくりしましたよね」
加藤「受け入れるのに時間がかかって、まだ信じられないくらいですね」

「亡くなられて一週間経ちますがまだ信じられません」(Aさん)
「まだショックが癒えない毎日です」(Bさん)
「昨日からのこの雨、高木さんへの涙目ですかね」(Cさん)

高木さんへの想いが綴られたメッセージが多数寄せられています。

昨年11月21日、高木さんは『ドラ魂キング』に、元CBCアナウンサーの久野誠さんとゲスト出演しました。その放送を聞いたリスナーからも。

「木曜日、高木さんの楽しいお話がまた聴きたいと思っていたのに、とても残念です」(Dさん)

館内放送で呼び出し

高木さんゲスト回の音源が放送されました。
内容は、高木さん自身が一軍で初ホームランを打った時の裏話。
1960年(昭和35年)5月7日、高木さんが入団して1ヶ月ほど経った時のことです。

「その時は二軍だったんですよ。練習が終わったら、時間があるんで、みんな、駅前でパチンコやるんです」

二軍の選手は、早い時間に合宿へ帰っても何もすることがないので、パチンコで時間を潰してから帰っていたそうです。

「そしたらね、パチンコ屋の館内放送で『中日の高木選手、球場へ来て下さい』ってアナウンスがあったんです。俺、何か悪いことしたのかな?と思って、すぐ駆けつけたら、『お前、今日ユニフォーム着てベンチに入れ』って言われたんですよ」

初盗塁、初ホームラン

「レギュラーの井上(登)さんは、セカンドではセントラルを代表する選手でしたね。その方が、ちょっと風邪気味で体調が良くないから、予備でベンチへ入っとけ、ということだったんです」

幸か不幸か、その時は負け試合。ベンチに入れた以上は一度使ってみようと、高木さんに声がかかりました。

「途中でピンチランナーに出て、すぐ盗塁してね。その後守って、プロの初打席が回ってきて、その初打席で初ホームランを打ったんですよ」

さらにリスナーの反応

この音声を聴いて振り返る西村アナ。

西村「この時の放送では高校野球の甲子園でも初打席で活躍した話とか、プロとしてのこだわりや厳しさなど、いろいろお話を聞かせていただきました。
『楽しかったなー』ってすごく張りのある声で帰っていかれたのが、記憶に残ってます」

加藤「この時も、まだ話し足りないって言ってたもん」

高木さんは加藤アナがアシスタントを務める『板東サンデー』にも出演していました。

「由香さん、元気出してくださいね。急な訃報には残念で仕方ありません」(Eさん)

「守道さんと板東さん含めての3人の掛け合いが毎週楽しみで好きでした」(Fさん)

おもてなしの人

『板東サンデー』について振り返る加藤アナ。

加藤「回を重ねるごとに、高木さんがどんどん面白くなって、どんどんしゃべるようになって、今年に入ってからは英語でいきなり挨拶したり」

高木さんは、毎回何かやってやろうと考えて放送に臨んでいたようです。
2月15日には2回目となる「高木守道と昼下がりのコーヒータイム」というイベントを開催する予定もありました。それに向けても…。

西村「『今回は何をやろうかな?由香さん、何やったらみんな喜んでくれるかな?』と準備されてました。お家の中の自分のお宝グッズを探してきては、『こういうのってみんな喜ぶかな?』っていう話もしてましたからね」

加藤「第1回の時も、みんなでただコーヒーを飲むだけで、リスナーさんたちは幸せなんですよって言ったんですけど、それでも14時開始なのに10時ぐらいにはお店に行って、いろんなプレゼントを用意してましたからね」

この時は「単にコーヒーを飲むのは面白くない」と考えた高木さん。
それぞれが、くじ引きで出た銘柄のコーヒーを飲む方式にしたんだとか。

加藤「いろいろ考えてイベントをやってましたからね。今回どんなこと考えてたのか、ちょっとお聞きしたかったですね」
(尾関)
ドラ魂キング
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2020年01月23日16時00分~抜粋

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