ドラ魂キング

高校野球芸人・かみじょうたけしがドラフトで注目する高校球児とは?

10月15日放送『ドラ魂キング』には、高校野球芸人のかみじょうたけしさんがゲストで登場。
17日に開催されるドラフト会議で注目の高校球児について、熱く語りました。

パーソナリティーは高田寛之アナウンサーと石坂窓花です。

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大注目の奥川投手

今年も優秀な高校球児が多数いるという評判ですが、その中でも「ビッグ4」と言われるのが、星稜高校(石川)の奥川恭伸選手、大船渡高校(岩手)の佐々木朗希選手、創学園高校(岡山)の西純矢選手、横浜高校(神奈川)の及川雅貴選手です。

その中で中日ドラゴンズは、奥川選手を指名するのではないかと予想されています。

かみじょう「完成度でいえば、高校生ダントツのNo.1ですから」

高田「甲子園が始まる前は、どちらかというと佐々木選手の方が163キロで騒がれてましたけど」

かみじょう「(佐々木選手は)球速は出ますけど、(奥川選手は)球数を投げることができるとか、智弁和歌山戦やU-18戦とか、とんでもないピッチングを見ましたんで、ダントツでしょうね。

佐々木投手はまだこれからっていうのがあると思うんで。なかなか"うわっ!"って思うのをまだ生で見てないので。

奥川投手の智弁和歌山戦は、延長14回165球投げて、ストレートを80球近く投げてるんですけど、ストレートの平均球速が150キロ超えてたんですよ。そんなピッチャー、今プロでもいますか?

千賀投手(ソフトバンク)、則本投手(楽天)あたりがやるかなと思いますが、さすがにその2人でも延長14回は投げきらんし」

もしドラゴンズに入団したら

プロ野球では1人で14回も投げきる場面がないという事情があるとはいえ、かなりのすごさと言えます。

そんな怪物級の奥川投手がもし、ドラゴンズに入団することがあったら、1年目からローテーションに入ることはあるのでしょうか?

かみじょう「十分あり得る。今までダルビッシュが出ようが、大谷が出ようが、高校生No.1は松坂大輔ですとずっと言ってきたんですけど、奥川投手は匹敵するんじゃないかっていうぐらいのピッチャーだと思いますね」

ここで高田アナが、「厚かましい話ですけど…」と前置きしつつ、「ドラゴンズが1本釣りではまず無理だろうということですよね?」と尋ねたところ、かみじょうさんから「ど厚かましい!」と一蹴されていました。

果たして、何球団が奥川投手を指名するのでしょうか?

注目の選手が福井県に

そして、話はビッグ4以外で注目の選手に移ります。

かみじょう「福井県の丹生(にゅう)高校のエース、玉村昇悟というピッチャーがいるんですよ。福井県は工大福井、福井商業、最近で言ったら啓新高校があって、そこに敦賀気比が入って、今4強という時代なんですけど、今年は玉村くんの頑張りがあって、準々決勝で啓新を倒し、準決勝で春優勝してる工大福井に完封勝ち11奪三振を獲って、決勝にあがってるんですよ。これはやっぱり、サンダーバードに乗って行かないかん!」

高田アナ「名古屋だと、しらさぎですけど(笑)」

そして、かみじょうさんは実際に福井大会の決勝を観に行きました。

かみじょう「決勝戦で敦賀気比のバッター陣が全然打てないんですよ。左投手は楽天にいる松井裕樹投手も素晴らしかったんですけど、高校時代はコントロールにバラつきがあったんですよね。
玉村投手に関しては、コントロールがむちゃくちゃ良くて。右バッターのインコースにクロスファイアで入ってくるストレートが素晴らしくて。

結局は3対0で負けたんですけど、その3点も1イニングで取られていて、高校野球なんでエラーは付いてないんですけど、見た感じエラー2つやなというのがあったんですよ。それ以外はバチッと押さえて、三振10個取ってますから。

結局、福井県の地方大会で52奪三振という新記録を打ち立てたんですよ。オリックスの山田修義投手が敦賀気比時代持ってた記録を抜いたという」

果たしてドラフトでどの選手を指名するのか注目です。
(岡本)
 
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2019年10月15日18時30分~抜粋

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