木曜日の『ドラ魂キング』でお馴染みのコーナーといえば、とっておきのドラゴンズ情報を紹介する木曜日のコーナー「酒井直斗のドラノート」。
8月8日の『ドラ魂キング』では、いつもはナゴヤ球場からスタジオ入りする酒井直斗が電話出演。
今回酒井はオセアンバファローズスタジアム舞洲(大阪市此花区)でオリックス対ドラゴンズのウエスタン・リーグ公式戦を観戦したのです。
ナゴヤ球場との違いに驚きの連続だったと言う酒井に、西村俊仁アナウンサーと加藤由香アナウンサーが尋ねます。
ついに遠征取材に出る
リスナーからこのようなメッセージが。
「酒井さんは今日、ナゴヤ球場以外で観戦したそうですね。ナゴヤ球場との違いを教えてください。名物おじさんっぽい人いた?」(Aさん)
酒井「名物おじさんはスタンドにではなく、警備員の方でいらっしゃいました」
オセアンバファローズスタジアム舞洲は、新大阪駅からJRとバスを乗り継いで約40分の場所にあり、酒井は試合開始の午後1時よりもかなり前、開門前から並んでいたそうです。
酒井「開門前からウェルカムムードがすごくてですね、普通に開門する5分ぐらい前になったら、スタジアムDJの方が門の外まで出てきて、前説を始めるんですよね」
プレイボール
そして開門の瞬間には…。
酒井「DJの人が『今日は警備員の〇〇さんがいるので、プレイボールしてもらいましょうか』と言って、何かな?と思ったら、普通に警備員の方が、列の一番前に来たんですよ」
すると警備員がこう言ったそうです。
「皆さん今日は来ていただいてありがとうございます。それでは今日のオセアンバファローズスタジアム舞洲、プレイボール!開門です!!」
西村「それ、警備員の人がやるの?」
酒井「それ、警備員の人が急にやりだしたんです」
スタジオの加藤アナと西村アナも思わず笑ってしまいました。
プレイボールを帽子が飛んで行くぐらいの勢いでやるそうで、オリックスファンは、あー来た来た、いつものやつだ、みたいな感じで拍手をしていたんだとか。
充実したファンサービス
そして開門すると、なんと選手がハイタッチでお出迎え。
この日はオリックスの64番広沢選手、25番西村選手でした。
ちなみにオセアンバファローズスタジアムは、お客さんの座れる席はバックネット裏だけ。定員は506名とかなりコンパクトなスタジアムです。
内野一塁側のベンチのすぐ隣ぐらいに、ファンサービスゾーンがあり、そこでは親子でキャッチボールが出来たり、いろいろな企画が行われているそうです。
酒井「あともう一つ、アナウンス体験ができるんです。一回二回裏のバファローズの攻撃で、一番センター誰々みたいなことができる。『抽選2名ですよ』って言われたんで、酒井直斗、行ってみました!」
酒井、ダンディに決める
締め切り直前では、酒井と小学校6年生の男の子だけだったのですが、締め切り10秒前で、小学校2年生の女の子が「私もやりたい」とてくてく歩いて来たそうです。
抽選で2名。そこにいるのは3名。そこで酒井がとった行動は?
酒井「仮にじゃんけんで決めるとして、小学生の男の子か女の子ができずに、酒井直斗がアナウンスするなんてことが起きた場合、これ問題だろうと思いまして、そこは大人を見せましたよ。
『この子たちにやらせてあげてください』ってダンディなところを見せ、ただ、そのまま帰るのもアレなんで、できればそのアナウンスをしてるところを見せてもらえませんか?と」
特別に許可をもらったそうです。
ナゴヤ球場との違い
スタジアムでアナウンスをする部屋は結構狭く、2~3畳程度。
そこにスタジアムDJ、バックスクリーンに映像を出す人、そしてバックスクリーンのスコアボードを打ち込む人がいるんだそうです。
酒井「そこでこどもたちはアナウンスをしてですね、なぜだか無関係な大人が一人、保護者みたいに後ろで見守るという構図になっていました」
スタジアムのスタッフに酒井が「CBCラジオの『ドラ魂キング』という番組で喋っている」と明かしたところ、「許可を取って下さい」ではなく、「楽しかったってことを皆さんに伝えてください」と言われたそうです。
西村「結局、開門前からみんないい人たちだったってことだね」
酒井「まさにそう。ナゴヤ球場との一番大きな違いはファンサービス」
オセアンバファローズスタジアム舞洲のイベントは、夏休みだけではなく、通常の平日、土日も行われているそうです。
「ファンへは非常にサービスがあるなあ、という印象を受けましたね」とナゴヤ球場との違いを実感する酒井直斗でした。
この日の試合結果は3対2でドラゴンズは負けてしまいましたが、石川駿選手が4打数3安打と好結果を残しました。
(尾関/撮影:酒井直斗)
ドラ魂キング
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2019年08月08日17時14分~抜粋