連勝連敗を繰り返すドラゴンズに、OB牛島和彦はこう考える

ドラ魂キング / スポーツ

野球解説者の牛島和彦さんが7月29日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。

この日のパーソナリティは、熱烈な中日ファンのダイノジ 大谷ノブ彦。
個人的な質問を投げかけられた牛島さんですが、丁寧に回答していきます。

連勝連敗で借金の中日

大谷「実は与田さんに決まる前に『牛島さん、監督やってくれないかなあ』と言ってたんで、ちょっと緊張してます」

牛島さんは2005年に横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)の監督に就任して投手陣を立て直し、3年連続最下位からAクラス入りさせました。大谷には、その時の指導者としての印象が強くあるそうです。

ドラゴンズは連勝と連敗が続いてる状況で、7/29現在で借金9です。

牛島「連勝した時は、やっと来たな、みたいな感じはありましたよね。これで連敗せずに、うまく乗り切れればって思ってたんですけど、やっぱり波があるんですよね」

大谷「いろんな評論家に聞くと、ドラゴンズ自体の戦力はそんなに悪くないって、皆さんおっしゃるんですよね。なのに、この状況ってのが…」

牛島「打率も良いのに点が入らない。抑える時に点取ってもらえなかったり、噛み合わせというのかトータル的な流れが悪いですね」
 

松坂投手の復活は?

牛島さんがゲストという事でリスナーからも質問が多数寄せられました。

「松坂投手の復活はもう難しいのでしょうか?頑張ってほしいという気持ちがある反面、この間のようなピッチングを見てしまうと、二軍で頑張ってる小笠原投手や梅津投手にチャンスを与えて欲しいと思うんですが、いかがでしょうか?」(Aさん)

27日のベイスターズ戦に先発した松坂大輔投手は、初回に8失点、わずか1/3回で交代となってしまいました。

牛島「僕らは良い時を見てますからね。もうちょっと低く集めて、変化させてゴロを打たせていけば良いんでしょうけどね。ちょっと高くなると打たれますからね」

ちなみに松坂投手が前回登板した7月16日の阪神戦では5回2失点と、それほど悪い内容ではありませんでした。

大谷「やっぱり変化球投手じゃないですか。変化球投手で、この間のベイスターズ戦みたいに相手が振らないと、こんなに苦しいのかなあって思っちゃったんですけど」

牛島「ベイスターズ戦は、あんまり強引なバッティングはせずに松阪を崩していこう、みたいなのがありましたよね」
 

スピードが落ちてくると

デビュー当時の松坂投手はストレートで押す速球投手でした。しかし近年は変化球で打ち取るスタイルに変化しています。
牛島さんは現役時代、スピードが落ちてきた時にどうしたのでしょうか?若い時のイメージを追ってやっていくんでしょうか?

牛島「もう全然、追えないです。若かった時のスピードは出ないですから、コントロールプラスどうしたらタイミングが外れるか、バッターが何をやれば嫌か、と考えていました」

例えば、踏み込んできて打たれる左バッターに対しては、胸元に投げるのが常識。西武の東尾修さんは、バッターを一回のけぞらせる、というイメージがありました。

牛島「ファール打って、自打球当たるのが嫌で踏み込めないっていうバッターがいたんですよ。だったら膝元にスライダーを投げようと思ってやってましたね」

大谷「個人的な質問なんですけど、引退を考えた時って明らかに何かあったんですか?」

牛島「肩を壊して、その後ちょっと復活できたんですけど、循環障害みたいになって手は痺れるわ、首はおかしいわで。相手のバッターじゃなくて自分の身体と戦ってるな、もうこれじゃ無理だろう、と思いました」
 

牛島和彦が考えるエースは?

「牛島さんがいまドラゴンズで監督を務めるとして、抑えピッチャーは誰を指名しますか?起用法は日替わりですか?それとも固定ですか?
個人的には鈴木博志投手に対して、あまりにも良い結果を首脳陣は求めすぎていると感じてるんですが、どう思いますか?」(Bさん)

大谷「牛島ドラゴンズのエースは誰ですか?」

牛島「ローテーションのエースですか?これは難しいですね。柳とか若い選手が中心になって、ベテランが周りを覆っていくみたいな形ですかね」

世代交代の時期に差し掛かっているドラゴンズ、若手とベテランの兼ね合いがポイントの様です。

大谷「牛島ドラゴンズの抑えは?」

牛島「やっぱり鈴木博志でしょう。
あまり余計なこと言えないですけど、なぜ打たれるかとか、すごくいいものを持ってるのに、フッと甘いところに行ってしまうとか…。外国人選手に初球まっすぐ真ん中はアカンでしょ、みたいなとこなんですよね。
そういう細いところも、研究しながらいけば…」
 

抑えの投手に必要なものは?

大谷「牛島さんって、若い時から抑えを任されてました。岩瀬(仁紀)さんが『抑えは、決め球よりも、絶対ハートや』とおっしゃってたんですけど、牛島さんは若い時から、そういうのがあったんですか?」

牛島「やっぱり緊張するんですよ。緊張しちゃダメだと思うんですよ。試合に出る前に足がガクガクと震えるんですよ」

論理的に自分の心理を見つめていった牛島さん。どのように緊張をほぐしていったのでしょう?

牛島「緊張して良い投球ができないのであれば、どう考えていけばそれが治るのかをいろいろ考えました。緊張してきたら『よしよし緊張してきた。これが当たり前なんだ。こんな場面で緊張しない奴はいないだろう』…そう考えるとちょっと楽になっていくんですよ」 
(尾関)
 
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2019年07月29日17時00分~抜粋

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