16日のプロ野球交流戦でロッテを相手に、9回裏で5点差を逆転され、あまりにも痛い敗北を喫した中日ドラゴンズ。
6月18日『ドラ魂キング』では、この試合を野球解説者の落合博満さんとともに実況した高田寛之アナウンサーが、改めて、この日の落合さんの解説を、再解説しました。
やっぱり凄い、落合博満
まずは試合をラジオで聴いたリスナーからの反響です。
「落合さんの解説には驚きました。さすがの洞察力で、やはり落合さんは凄い方だなあと改めて感じました。あまりにも予測が的中するので、高田さんが『もうやめてください』と止めに入る始末でした。特に印象に残っているのは『野球が甘い』と言った一言です」（Aさん）
「あれだけ得点差があったのに、どうして負けるんですか？解説者の落合さんがゲーム中盤から『まだまだ油断できない』って言ってましたね。本当にその通りになっちゃった。
最初、落合さんは心配性だなぁと思ってましたが、結果負けたから『そら見ろ』と思ったんではないでしょうか」（Bさん）
「落合さんの詰め将棋みたいな感覚での野球論。勝負師でしたね」（Cさん）
アシスタントの石坂窓花が、落合さんの解説について「常に落ち着いてる感じがありましたよね」と感想を述べると、高田アナも「慌ててる感じがないんですよね」と振り返ります。
「落合さんの解説には驚きました。さすがの洞察力で、やはり落合さんは凄い方だなあと改めて感じました。あまりにも予測が的中するので、高田さんが『もうやめてください』と止めに入る始末でした。特に印象に残っているのは『野球が甘い』と言った一言です」（Aさん）
「あれだけ得点差があったのに、どうして負けるんですか？解説者の落合さんがゲーム中盤から『まだまだ油断できない』って言ってましたね。本当にその通りになっちゃった。
最初、落合さんは心配性だなぁと思ってましたが、結果負けたから『そら見ろ』と思ったんではないでしょうか」（Bさん）
「落合さんの詰め将棋みたいな感覚での野球論。勝負師でしたね」（Cさん）
アシスタントの石坂窓花が、落合さんの解説について「常に落ち着いてる感じがありましたよね」と感想を述べると、高田アナも「慌ててる感じがないんですよね」と振り返ります。
実況で振り返る
高田アナが、落合さんの解説で気になるシーンを挙げます。
高田「5点リードの9回の表に、送りバントはあるのか、ないのか？という話です。そんなやり取りを落合さんとさせてもらいました」
9回表、7対2、5点リードでドラゴンズの攻撃。
先頭バッター大島選手ヒットで出塁。次のバッターは途中から守備についた亀澤選手。
高田「もう承知で聞きますが、7対2、5点差。9回大島出た。亀沢、ここでバントは当然っていうことですか？」
落合「いいんじゃないですか？それで」
高田「6点差で、ダメを押すということですね？」
落合「何点あったからバントしちゃいけないとか、走っちゃいけないとか、そんなの誰が決めたの？痛い目にいっぱいあってんだよ、みんな」
亀澤選手の当たりはセカンドゴロ。大島選手は二塁でアウトを取られましたが、一塁への送球が悪く亀澤選手はセーフ。
一塁が大島選手から亀澤選手へ入れ替わる形になりました。次のバッターは高橋選手。
落合「まして5番打ってるの高橋だもん。状態悪くないんでしょ？だったら」
高田「セカンドにいれば、また状況も…」
落合「変わる。だから、相手を如何にして早く諦めさせるか？だよ。諦めさせるんだったら、ここであと1点欲しい。そうやって点数は積み上げていかなきゃいけないの。周りは勝手に『セーフティリードだ』って言うけど、そんなもの、今の野球にはありませんよ」
高田「5点リードの9回の表に、送りバントはあるのか、ないのか？という話です。そんなやり取りを落合さんとさせてもらいました」
9回表、7対2、5点リードでドラゴンズの攻撃。
先頭バッター大島選手ヒットで出塁。次のバッターは途中から守備についた亀澤選手。
高田「もう承知で聞きますが、7対2、5点差。9回大島出た。亀沢、ここでバントは当然っていうことですか？」
落合「いいんじゃないですか？それで」
高田「6点差で、ダメを押すということですね？」
落合「何点あったからバントしちゃいけないとか、走っちゃいけないとか、そんなの誰が決めたの？痛い目にいっぱいあってんだよ、みんな」
亀澤選手の当たりはセカンドゴロ。大島選手は二塁でアウトを取られましたが、一塁への送球が悪く亀澤選手はセーフ。
一塁が大島選手から亀澤選手へ入れ替わる形になりました。次のバッターは高橋選手。
落合「まして5番打ってるの高橋だもん。状態悪くないんでしょ？だったら」
高田「セカンドにいれば、また状況も…」
落合「変わる。だから、相手を如何にして早く諦めさせるか？だよ。諦めさせるんだったら、ここであと1点欲しい。そうやって点数は積み上げていかなきゃいけないの。周りは勝手に『セーフティリードだ』って言うけど、そんなもの、今の野球にはありませんよ」
経験から得た考え方
スタジオに戻ります。
高田「これ、逆転される前の話ですからね？」
石坂「予言者みたい」
点数は何点あってもいい。むしろ、それで勝つ確率が上がるのであれば、1点をきっちり取りに行くのが落合さんの考え方です。
9回、5点差があっても勝つという保証はありません。それなら勝つ確率の高い方を引き寄せるしかないのです。
高田「それであの後、ああいうこと（ロッテの逆転劇）が…。まあ、あんなのは年に1回のことですよ。週に一回起こってたら身体もちませんから。
ですけど、落合さんは厳しい野球をやってたんだなーって、振り返って聞いても感じますね」
高田「これ、逆転される前の話ですからね？」
石坂「予言者みたい」
点数は何点あってもいい。むしろ、それで勝つ確率が上がるのであれば、1点をきっちり取りに行くのが落合さんの考え方です。
9回、5点差があっても勝つという保証はありません。それなら勝つ確率の高い方を引き寄せるしかないのです。
高田「それであの後、ああいうこと（ロッテの逆転劇）が…。まあ、あんなのは年に1回のことですよ。週に一回起こってたら身体もちませんから。
ですけど、落合さんは厳しい野球をやってたんだなーって、振り返って聞いても感じますね」
引きずらずに勝利
「落合さんが『ＣＢＣラジオで解説をするとドラゴンズが負けたことがない』と言っていました。確かにその通りの展開でした。9回表までは。
9回裏に高田パワーが爆発しましたね。滝行とか写経とかは言いません。少なくとも厄払いに行ってください」（Dさん）
実況を担当した試合がことごとく負ける高田アナの魔力が働いたのでしょうか？
「5点差ひっくり返されたドラゴンズ、本当にびっくりしました。落合さんと高田さんの表情が浮かぶようでした」（Eさん）
「ラジオからひしひしと高田さんの緊張感伝わってきました。ドラゴンズは結果的に20年ぶりの大変な負け方をしましたが、昨日（17日）勝てたので良しとしましょう」（Fさん）
17日は雨天で流れた15日の予備カードとなり、中日が1点を守りました。
高田「これ、引きずって昨日負けてたら、ちょっと嫌な感じでした。しかも9回、ノーアウト。二、三塁を何とか0点で抑えるわけですから」
石坂「悪いイメージを払拭できた」
今回は落合さんの解説を改めて振り返りました。
さて、ドラゴンズは上を向いて行けるのか？まずは今週のナゴヤドームでの連戦に期待しましょう。
（尾関）
9回裏に高田パワーが爆発しましたね。滝行とか写経とかは言いません。少なくとも厄払いに行ってください」（Dさん）
実況を担当した試合がことごとく負ける高田アナの魔力が働いたのでしょうか？
「5点差ひっくり返されたドラゴンズ、本当にびっくりしました。落合さんと高田さんの表情が浮かぶようでした」（Eさん）
「ラジオからひしひしと高田さんの緊張感伝わってきました。ドラゴンズは結果的に20年ぶりの大変な負け方をしましたが、昨日（17日）勝てたので良しとしましょう」（Fさん）
17日は雨天で流れた15日の予備カードとなり、中日が1点を守りました。
高田「これ、引きずって昨日負けてたら、ちょっと嫌な感じでした。しかも9回、ノーアウト。二、三塁を何とか0点で抑えるわけですから」
石坂「悪いイメージを払拭できた」
今回は落合さんの解説を改めて振り返りました。
さて、ドラゴンズは上を向いて行けるのか？まずは今週のナゴヤドームでの連戦に期待しましょう。
（尾関）
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