サヨナラ逆転負けに、グローブを投げつけた中日選手に思うこと

ドラ魂キング / スポーツ

前日6月16日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ×中日第2戦では、ロッテが最終回に5点差をひっくり返し、中日は7-8のサヨナラ逆転負けを喫しました。

「昨日は、まさかの逆転サヨナラ負けでしたね。中継ぎ陣の再整備などチームの現状が浮き彫りになった形です。そして試合後に京田選手がグローブを投げつけるなど、感情をあらわにした場面があったようですね」(Aさん)

翌17日の『ドラ魂キング』では、大谷ノブ彦がドラゴンズファンのメッセージを紹介しました。

感情をあらわにする選手

Aさんのおたよりは続きます。

「そのことに賛否両論あるかと思いますが、僕はおとなしい選手が多いドラゴンズにおいて、こうして感情をあらわにする選手が出てきたことが嬉しいです。
星野監督時代は関川さんというガッツマンがいましたし、そういう選手と比較すると今おとなしすぎるのかなと感じます」(Aさん)

「これ、どっちもすごく合ってて、道具を大事にしないと、その後、エラーとかするんじゃない?なんていう意見もあったりして」と大谷。

京田選手の行為については、良い、悪いをジャッジするつもりはないと言います。
 

心情を吐露

「僕は、個人的に疲れが溜まってて、最近、気分が落ち込み気味なんですね。いろんなことが山積みになってて、もうアップアップになっちゃってて。
そんな中で、ドラゴンズの結果を見るのが、ひとつの逃げ場だったのかな」

調子よく点数を重ねる経過を見て、楽勝だと思っていたところへ最終回。
手に汗握りながら見ていると逆転負け。
思わずその後、ふて寝してしまったそうです。

それでも寝られず、ドラゴンズだけでなく日常のこともあり、悶々としたという大谷。
 

いろんな人に思いを馳せる

この日、大谷が見たNHK大河ドラマ『いだてん』では、関東大震災の発生が描かれました。

眠れない大谷は、このドラマを思い出し、東日本大震災で被災した人たちの気持ちに思いを馳せたそうです。
そこからさらにドラゴンズへと思いが移ったといいます。

「与田監督って今、何してんだろうな?とか、赤堀コーチはどう思ったんだろうか?とか、何より田島投手は本当に辛いだろうなっていう。バスを取り囲んで、ものすごい罵声を浴びさせられたし、今日、選手たちは凄くドロドロした気持ちで練習してんのかな。とか」
 

いつかふり返って

「京田がグローブを投げつけた時に、同じベンチにいた田島はたまんなかったと思うんですよ。
あれがピッチャーに対するものなのか?それとも勝てなかった悔しさなのか?これはわからないです。

でも、思いを馳せることは出来るじゃん。だって俺たち応援してんだから。俺たちファンなんだから。選手が辛い気持ちだなっていうのは、共有できるような気がするんだよね」

さらにドラゴンズに関わっている全ての人たち、リスナーの気持ちに思いを馳せます。

「何年か経った時に、あの日、あんな風に思ったなとか、こんなこと思ったな。でも、やっぱ強いドラゴンズになるために、あの日は必要だったなって言えることが大事かなと思ったの」
 

信じてる、と言おう

選手にプレッシャーを与えることが勝ちに繋がるのか?田島に罵声を浴びせることが、田島が2017年みたいなピッチングになることに繋がるのか?と考えた大谷。

「罵声を浴びせるよりも、そこ1回痩せ我慢でもいいから、『それでも俺たち信じてる』ってバスに向かって言うのはどう?これが本当に唯一の提案。

田島を復活させないと、このチームが立ち直れないんであれば、殺すんではなく、『田島、俺たちまだ信じてるからな』って言うほうが建設的のような気がする」

大谷の熱い語りは止まりません。
 

良い風が吹くように

こういう風に議論が巻き起こることはすごく良いことであり、それを選手が噛み締めて受け入れていくってことが大切だと大谷は主張します。

「良いプレーをしたら拍手しようね。もし今日勝ったら、大いに喜びの酒飲もうね。で、また今日負けても『まだまだ、大丈夫』って言いません?」

自分がヘタっているからこそ応援の声に気がつく、と言う大谷。

「みんな苦しいと思うけど、この苦しさを、みんなで、良い風が吹くように、ちょっとでも力になれることがあったらやりたいなと思います」
(尾関)
 
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2019年06月17日16時25分~抜粋

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