牛島和彦が明かす、実況アナとの密かな駆け引きとは?

ドラ魂キング / スポーツ

元中日ドラゴンズ投手で、横浜ベイスターズの監督も努めた野球解説者の牛島和彦さんが、4月11日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。

現在の中日について、監督時代のエピソード、試合解説中の密かな楽しみまで、ここでしか聞けないエピソード満載です。
聞き手は西村俊仁アナと加藤由香アナです。

今年はホームランが多い

「ここのところ、タイムリーヒットでの得点が少なくありませんか?ホームランで決めてるような気がするんですけど」(Aさん)

「各チーム、ホームラン出てますからね。ホームランで点取ってランナーがいなくなるからタイムリーにならない。なんかそういう流れになる時、ありますね」と言う牛島さん。

シーズン単位で見ると、大味なシーズンとか、みんな小技で来るみたいなことはあるんでしょうか?

牛島「その時の試合によって違いますから、全体的には言えないと思うんです。ただ、ちょっとピッチャーの調子が悪いのが集まると、ロングヒットがいっぱい出たりすることはありますよね」

つまり現在の長打による決着は、全体的にピッチャーの調子がよくない、ということの表れのようです。
 

大野の失投

「巨人戦で三振をたくさん獲った大野投手は、なぜ勝てないのでしょうか?」(Bさん)

4月9日の巨人戦、6回で11奪三振した大野雄大投手は、ビヤヌエバ選手のホームランを浴び黒星となりました。

牛島「ボールは凄く良かったんですけど、あの一発はちょっと甘いんですよ。

真っすぐに強いバッターでしょ?真っすぐに強いバッターに、真っすぐの甘いところに投げると長打になりますからね。そういうところをしっかり避けていかないといけませんね。

大胆に行くのは良いんですけど、一発のあるバッターには細心の注意を払いながらいってほしいですね」
 

監督の見せ場

「昨日の試合中、牛島さんがビデオ判定の時に、監督の見せ場について懐かしんで話してらっしゃいました」(Cさん)

前日の10日のナゴヤドームでの巨人戦を解説していた牛島さん。
2005年から2年間、横浜ベイスターズ〔現・横浜DeNAベイスターズ)の監督を務めた経験があります。

西村「監督さんだと、自分のチームにとって、どういう風に良いように持っていくかを考えて話していると思うんですけど、たいがい腹立ってる時ありません?」

牛島「ありますよ。ありますあります」

審判に抗議に行く時は、落ち着いて話す時もあれば、興奮している時もあったそうです。

審判に対して「お前」と言ったことや、あまりに激しい抗議に「もう、退場にさせますよ」と返した審判へ「どうぞ」と言ったことも。
 

関西人あるある

ジャッジへの抗議は監督にしかできません。
ただ監督はベンチの奥に座っているため、フェンス際のプレーは見えていません。

打ったボールがフェンスに当たってフェアか?ファールか?
そんな時でも牛島さんは監督時代に、選手を守るために抗議に行ったそうです。

牛島「フェアかファールか揉めている中、選手たちの気持ちをなだめないとダメですから、ちょっと強めに抗議に行くんですよ。そうすると審判が『見えてなかったでしょ?』とか言うわけですよ。その言葉に対してカチンと来るんですよね。

それで『お前、どうのこうので、どうのこうの…、監督しか抗議でけへんやろ!』とだんだん関西弁になっていくんですよ」

牛島さんの話に西村アナ、加藤アナも爆笑します。
 

牛島さんの密かな楽しみ

西村「感情が動き出して止まらなくなると、どんどん関西弁になるっていう"関西人あるある"ですよね。奈良県出身の牛島さん。私も兵庫県出身。凄い試合になったらいつしか解説なのに関西弁になるかもしれないですね」

牛島「いつも解説やりながらね、(関西育ちの)西村の関西弁を引っ張り出そうと思って、わざと関西弁でしゃべったりしてるんですけどね。イントネーションがたまにずれる時があるんです。それを横で楽しみながら解説してます」

西村「牛島さん、何か意図的に関西弁、三つぐらい並べてくることがあるんですよね。なんで急に関西弁になるんだろう?と思ってたんですが、そういうことだったんですね」

腑に落ちた様子の西村アナ。 

野球解説の裏で行われる、野球解説者と実況アナの、ほとんど誰にもわからない駆け引き。
想像しながら聴いてみるのも一興かもしれません。 
(尾関)
 
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2019年04月11日17時13分~抜粋

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