ドラ魂キング

中日ファンは根尾選手に過保護すぎませんか?という問題定義

ピン芸人の酒井直斗が、毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』で「酒井直斗のドラノート」を担当することになりました。

4月4日の放送では、酒井が期待のルーキー根尾昂選手と根尾選手を見守るファンに注目し、まさかの苦言を呈する展開に。
パーソナリティの西村俊仁アナと加藤由香アナの反応はいかに?

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キャラの濃いファンたち

「僕は二軍の試合が大好きで、小学校6年生の頃にナゴヤ球場の二軍戦を見に行ってそこから大ハマり」と酒井。
この「ドラノート」のコーナーでは、そんな酒井が二軍選手を見てこれからどうなっていくのかを伝えていきます。

加藤「どんどん有名な選手になっていくのを、まるで自分が育てているかのように」

酒井「だから『福田選手は僕が育てた』と言っても過言ではないです。『ちょっとバッティングフォーム変わったね、福ちゃん』みたいなことを勝手に言えてしまうのが、ナゴヤ球場の良いところなんですよ」

ナゴヤ球場には「叱咤激励おじさん」が一塁側に、三塁側には「火曜日のおじさん」がいるそうです。
また「○○選手、頑張って下さい」としか言わない「頑張っておじさん」など、ファンがそれぞれ選手に声を掛けるのがナゴヤ球場の光景だとか。
 

スタンドが明るい

3月26日火曜日、ナゴヤ球場でウエスタンリーグ公式戦、広島カープ戦が行われました。
10対5でドラゴンズが勝利。勝利投手が濱田達郎投手。8ヶ月ぶりの登板で勝利を手にしました。
酒井はこの試合を観戦していました。

酒井「根尾選手の人気が大爆発です」

春休みで親子で来るファンが多く、こどもたちが『根尾選手~』と声援を送っているそうです。ナゴヤ球場のスタンドが明るい雰囲気なんだとか。

西村「みんなで明るく見守ってあげよう感みたいなものがありますよね」
 

活気を与える根尾選手

ところが、ここで苦言を呈する酒井。

「みなさんの応援は良いんですけど、ちょっと根尾選手に対する過保護感がみんな出ている」

この日は2番ショートで出場した根尾選手。
スターティングメンバーを発表する時に「2番ショート、根尾昂」のコールでスタンド全体が拍手喝采だったそうです。

しかし、その後の「3番サード、溝脇』のコール後はパラパラの拍手。

西村「同じチームなのに、それは酷いと…」
酒井「いや、3番サード溝脇選手のこの反応が、今までのナゴヤ球場なんですよ。そこに活気を与えているのが根尾選手なんです」
 

優勝じゃないし

この日の根尾選手は2三振、1安打。
最終打席でツーベースを放った時には、万雷の拍手だったそうです。

9回表、最後のアウトを捕ったのも根尾選手。
サードの頭を抜けそうな当たりを根尾選手がショートから回り込んでジャンピングキャッチ。これが試合を決める最後のプレーになりました。

酒井「その瞬間、スタンディングオベーションかってくらいワ~って立ち上がって、『根尾ありがとう~』って言った人もいたんですよ。好プレーをしたにしても盛り上がりが凄いんですよ」

これに続けて「優勝じゃないし」と厳しいコメントを加える酒井。
 

やはり「持ってる」根尾選手

最後に酒井は、根尾選手の何か引き付ける力、「持ってる」エピソードを紹介しました。

ナゴヤ球場レフトスタンドの向こう側には新幹線が見えます。
4回裏、根尾選手が打席に立ったそのタイミングで、見ると幸運になると言われる黄色い新幹線「ドクターイエロー」が通過しました。

やはり根尾選手は「持ってます」。しかし、この打席は三振だったそうですが…。

西村「それでも『根尾、ワ~!』ですか?」
酒井「『根尾、ワ~!ドクターイエローありがとう!』みたいな」

「これからも"根尾選手の動向"、そして"根尾選手を見守るファンの皆さんの動向"を僕が見守っていきたいなと思います。スタンド目線でしっかりお届けしていきたいと思います」

このコメントで締めた酒井直斗、今後のウォッチャーぶりが気になります。 
(尾関)
 
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2019年04月04日17時12分~抜粋

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