ドラ魂キング

野球中継で聞く「フィルダースチョイス」って何?

中日選手で野球解説者の彦野利勝さんが、3月5日放送の『ドラ魂KING』に出演し、野球中継でよく耳にする表現「フィルダースチョイス」について解説しました。

そもそもフィルダースチョイスとは、いったいどんな状況のことを指すのでしょうか。改めてお勉強しましょう。

フィルダースチョイスって何?

「日曜日のゲームでも堂上直倫がありましたもんね」と彦野さん。

ランナー三塁でセカンドゴロ、ホームに投げたのですがセーフになってしまって、セカンド堂上選手のフィルダースチョイスになりました。

彦野「いろんなケースがありますが簡単に言うと、そのまま一塁にボールを投げればアウトだったのに、打球を処理した野手が選択を間違えて、間に合わないと思われるところに投げてしまってセーフにすることです、

一塁に投げれば確実に一つアウトが取れていたはずなのに、違うところを選択をして投げたが故に、セーフにしてしまったというプレーをフィルダースチョイスと言いますね」
 

当然、ギリギリは投げる

ランナーが三塁にいてホームを突こうとしている時に、内野にゴロが転がったら、絶対、得点を阻みに行きたくなりますよね?と尋ねる西村俊仁アナ。

「だから野手の選択ミスということだけで片付けてしまうと、ちょっと可哀想な部分もありますよね。ギリギリは投げますよ」

結果的にセーフになるとフィルダースチョイスになってしまうので、その辺が野手的には辛いところだそうです。

彦野「だからといって、ファーストに投げるとなると、何を堅いことやってるんだってことにもなりますよね」
 

最後は野手の判断

内野ゴロが来た場合には、状況によって投げる塁が変わるそうです。

彦野「1~3回までの序盤、無理矢理アウトを取りにいってセーフにしてしまうとビッグイニングになるかもしれないってなる時には、確実に一個アウトを取る判断をすべきだと思います。
逆に終盤なら、どうしても1点あげたくないのでフィルダースチョイスを覚悟でいくこともあります」

状況によってどこに投げるかはイニングによって指示が出ているそうです。また、それは守備隊形にも表れるんだとか。しかし最終的にはボールを処理する野手の判断。

例えば日曜日、堂上選手がフィルダースチョイスをした時は、ランナー一塁、三塁でダブルプレーも狙えました。

彦野「その時にその野手、当事者が間に合うと思うから投げるわけですから。ちょっと責めづらいプレーでもありますね」
 

うまい選手とは?

彦野「普通は一回失敗してしまうと硬くなりますよね。投げてセーフにしてしまった場合、次は確実に行こうとしますね」

フィルダースチョイスになるのは思い切りの良い人か、完全に間違えて投げた時かだそうです。

彦野さんは外野手だったのでフィルダースチョイスはありませんでしたが、こんなケースがありました。

ランナーが三塁にいて、フェンスの前で捕るような大きなフライが上がった場合。悠々とタッチアップされてホームインされるタイミングですが…。

彦野「でも投げるんですよ。なぜかと言うと転んでるかもしれないから。まだホームインしてないので、とりあえずは投げるんです。野手は本能的に必ず前の塁に投げます。ただ、最終的にそこを責めるのか責めないのかですよね」

ファーストでアウトを取ろうと考える人は少ないそうです。

「本来は前の塁でアウトにしに行きますけど、駄目だと思って、そこで自分を抑えて、一塁に放れる人がうまい人。そういう人はミスが少ない選手ですね」と語る彦野利勝さんでした。 
(尾関)
 
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2019年03月05日18時33分~抜粋

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