2月21日放送のCBCラジオ『ドラ魂KING』、いつもは西村俊仁アナウンサーが根尾番記者として、独自の根尾昂選手情報を伝えるのですが、この日は野球解説者の小松辰雄さんがその役割を担当しました。
沖縄へ足を運び根尾選手にあった小松さん、何を伝えるのでしょうか?
根尾ウィークリー
まずはこの一週間の根尾選手の動きから。
16日の土曜日は白井文吾オーナーが読谷を訪問。根尾選手と初めて対面を果たしました。白井オーナーは「このままいけば必ず大物になると、私は思った」と話しました。
17日の日曜日、荒木二軍コーチと一緒にノックを受け、6年連続ゴールデングラブ賞を受賞した荒木コーチの捕球の姿をしっかりと目に焼き付けました。
18日の月曜日には張本勲さん、高橋由伸さんら球界の先輩が見守る中でのフリーバッティング。根尾選手のバッティングを見た張本さんは「センスは抜群」と評価しました。
怪我の治りが遅い?
19日の火曜日に第3クールが終わりました。
根尾「まだベースランニングもできてないですが、土の場所をスパイクで走るところまではきているので、これから少しずつ強度を上げて、早く実践に持っていけたらと思っています」
20日の水曜日はお休み。21日から根尾選手は最終の第4クールに入りました。
注目を集めながら練習量を増やしている根尾選手を、小松さんはどう見たのでしょうか?
小松「(負傷したのが)先月の23日でしょ?もう1ヶ月ぐらいですから、ちょっと治るのが遅いね。私も経験があるからわかるんだけども。それだけ慎重にやってるのかもしれませんけどね」
確実に怪我は治してほしいところです。
小松記者の目
先週12日、小松さんは読谷球場で根尾選手と接触していました。
西村アナに代わり、根尾選手のレポートを小松さんが行います、
小松「読谷に行ったら雨降ってましてね。室内でバッティングしていたので見に行ったんです。前で捉えてパチーンと引っ張って、良い音させてるんですよ」
この練習場の室内にはメディアを入れません。もちろんファンも見られない場所です。
コーチが気を遣うべきこと
「バッティングが終わったら、私を見つけて、すぐ挨拶に来ましたね。
小松『根尾です。お願いします』って感じでね。新人はいっぱいいましたけど、挨拶に来たのは根尾だけでしたね」
西村「その情報はどう処理していいかわかんないんですけど…」
小松「他の選手は私のことをあんまり知らないんじゃないですかね」
根尾選手は地元岐阜県出身。例えばこの中京エリアの野球中継を見ていれば、小松さんがドラゴンズOBだとわかります。
小松「ああいうのはコーチが気がついて、OBが来たから挨拶に行ってこいと言ってあげないといけません。私がコーチの時はそうやってましたよ。
やっぱり来ると全然違いますから。それなりにやっぱり嬉しいですしね」
良い躾がしたい?
この後、小松さんは読谷球場の玄関で、川又米利さんに取材を受けていた根尾選手と再び遭遇。川又さんは、小松さんと同じ頃にプレーしたドラゴンズOBです。
根尾選手はこの時も自分から挨拶に行ったんでしょうね。
小松「川又はインスタに載せるのかな?写真を撮るっていうんで、じゃあ一緒に撮ろうかって撮ったんですよ。こどもに見せたら喜ぶと思ってね。うちの子、野球を始めたんでね。パパ、根尾と会ったの~?ってね」
父親の顔を見せる小松さん。根尾選手については…。
小松「いろんな人の話を聞くと、やっぱり真面目そうだね。中学の時でも、ゲームが終わってから率先してグランド整備やってたと聞きましたよ。まあ、良い躾したんでしょうね」
(尾関)
CBC
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2019年02月21日18時32分~抜粋