今年のドラゴンズに正捕手がいなくても大丈夫な理由。

ドラ魂キング / スポーツ

元中日選手で野球解説者の彦野利勝さんが、2月20日放送の『ドラ魂KING』に出演し、ドラゴンズの正捕手はいったい誰になるのかを解説しました。

話題の中でキャッチャーの起用法が時代によって変わっていることがわかりました。

正捕手は誰だ?

パーソナリティの宮部和裕アナが現在ドラゴンズで正捕手のポジションを狙えそうな選手を挙げていきます。

バッティングが好調の加藤匠馬選手。
去年は右肩の怪我がありましたが、完治を期待したい木下拓哉。
バッティングでは勝負強い杉山翔太。
FAで移籍してきた大野奨太。
去年一番守って信頼感のある松井雅人。
さらに桂依央利、武山真吾、石橋康太というキャッチャー陣がいます。

この中で今年は誰がレギュラーとなるのでしょうか?

彦野「正捕手は決めた方がいいと思うんですね。ただ、ここんとこの野球で12球団ざっと見たところで決まってるチームあります?
我々の時は各球団、まだ正捕手と言われる人がいたかもしれないですよね」
 

ピッチャーが選ぶ

彦野さんの現役時代、ドラゴンズのキャッチャーは中尾孝義さん、中村武志さんでした。
その後が谷繁元信さん。他球団の代表的な捕手はヤクルトの古田敦也さんが浮かびます。

さらに昔は、ささやき戦術の野村克也さん、ホームランアーチストと呼ばれた田淵幸一さん、まさかり打法の木俣達彦さんと、キャラの濃いキャッチャーが揃っていました。

彦野「ここんとこ、各球団何人かで回すことが多いです。昔は正捕手がドンと構えて、ピッチャー陣がそこに投げていくというスタイルでした。今はピッチャーの方が指名するスタイルが増えてますよね」

ピッチャーがキャッチャーを選ぶ時代になっているようです。

 

正捕手を決めない

彦野「正捕手を決めないんじゃないかと思います。
最初に出た名前の中から3名を選んでピッチャーによって変えていくんじゃないかな。今年に限って言うと、怪我が治っている大野奨太が一番多く出ると思います」

しかし、正捕手かと言われると疑問が残るという彦野さん。

彦野「1番手、2番手、3番手というスタイルで1年間乗り切っていくと思います。また、3人に限らず何人も持ってるチームの方が強いと思います」

今シーズンはキャッチャーの軸を大野選手に置き、あとはピッチャーのスタイル、相性によってその日のキャッチャーを変えていくという彦野さんの推測。
確かに、正捕手というポジションは、いまのドラゴンズには必ずしも必要じゃないのかもしれません。
 

野手も大変だ

ピッチャー陣は自分に合ったキャッチャーで万全として、キャッチャーが変わることで野手への影響はありますか?

彦野「相手のバッターの情報は当然ですが、配球とかこういう傾向が多いとか、自分のチームのキャッチャーの癖をちゃんと野手も知っておかないといけません」

キャッチャーが変わればリードも変わります。どう打ち取るかでシフトが変わる場合もあり、野手はそれらも頭に入れながら守るべきだと彦野さんは言います。

実は伊東勤ヘッドコーチもこのように語っているそうです。

「もちろんベストは一人だけども、ピッチャーを含めて、皆がフォローして行く一年のスタートになるかもしれない」

彦野さんの指摘通り、キャッチャーが変わった場合の野手の対応も重要になってきそうです。

キャッチャーは守ってナンボ

キャッチャーが固定しないことで、このようなと攻撃面への懸念もあります。

彦野「8番、9番。ピッチャーとキャッチャーが並ぶんで、8番が毎日のように変わってしまうとうまくいく日と、いかない日が来るかもしれません」

バッティングは全員が頑張るしかないという彦野さん。

彦野「それよりしっかり守ること。捕ること、リードすること。そっちのほうが重要なので、自分が担当した日はそれをしっかり全うできるようにやってほしいと思います」
(尾関)
 
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2019年02月20日18時32分~抜粋

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