ドラ魂キング

言われて納得!牛島和彦が考える松坂大輔の状態とは?

野球解説者の牛島和彦さんが、2月13日放送のCBCラジオ『ドラ魂KING』に出演し、プロ野球キャンプ中の想定外の対処法について、監督の目線から語りました。

今週特に話題となっている、松坂大輔投手の不慮の事故についても独自の見解を述べました。

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想定外はいっぱい起こる

松坂投手がファンに腕を引っ張られて右肩を痛めるという不慮の故障がありました。
ファンがいま最も気になっているのはこの件でしょう。

牛島「軽く言っちゃダメなんでしょうけど、本当に酷かったら自分の一番良いトレーナーなり医者がいるとこに行くかなと思ってるんですけど、そうじゃないので、そんなに酷くないのかな。やっぱりオープン戦で怪我するのが一番しんどいですね。

まだ想定外のことはいっぱい起こるし、起こってから素早く対処するしかないんです。前もって何も準備できないですからね」
 

それぞれにテーマがある

田島投手が韓国チームとの練習試合で最終回に登板して3ランを打たれました。
好調と言われていたピッチャーが打たれた時、監督はどう対処するのか?という質問には…。

牛島「この時期はチームのテーマもあるし、選手個人のテーマを持ってやっています。真っすぐだけしか投げないとか、いろんなテーマでやっているので、打たれたからってどうということはないです。まだ先が長いですからね」
 

打たれる数は決まってる?

3月の半ばから後半にかけて打たると監督としたらドキドキだそうですが、

牛島「今の段階で打たれたっていうことは、これからより一層、自分に課題を課していくわけですから、修正できる可能性が大になってくるわけです。

僕なんか勝手な考え方やけど、自分自身が1年で打たれる本数って決まってんじゃないかなみたいなことを考えてたんですよ」

キャンプとオープン戦で打たれておけばシーズンは抑えられるだろう、と監督時代の牛島さんはポジティブ思考だったそうです。
 

嬉しい想定外もある?

一方でプラスの想定外もありそうです。
堂上直倫選手が韓国との練習試合で3打数3安打を放ち、京田陽太選手か根尾昂選手かと言われているショート争いに意外な伏兵現る、といったところ。
こんな選手に監督はどういう声をかけるんでしょうか?

牛島「ピッチャーの質も、出来上がり具合もありますから、この時期は何とも言えないんですけど。でも、何か掴んだ感じがあるんだったら嬉しいでしょうね。『こいつ、なんか掴んだかな』みたいな。このままどこまで続くんだろうとか」
 

現段階は何でもあり

逆に、急に打てなくなる選手も出てくるそうです。

牛島「ここから先、ピッチャーが出来上がってきてレベルがどんどん上がってくるじゃないですか。その時にも同じ結果が残せるとファンも楽しみですよね」

監督からすると、キャンプの前半から中盤にかけての想定外は想定内のようです。

「ある程度、何が起こるかわかんない覚悟でいってますからね。オープン戦の方がドキドキするでしょうね」
(尾関)
 
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2019年02月13日18時32分~抜粋

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