ドラ魂キング

来季中日の打順を小松辰雄が提案!1番平田・2番根尾

元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の小松辰雄さんが、12月20日放送のCBCラジオ『ドラ魂KING』に出演し、平田良介選手を5項目で評価分析しました。

今年はシーズンを通じて大活躍の平田選手に、来シーズンも大きな期待を寄せる小松さんです。

[この番組の画像一覧を見る]

シーズンを通して活躍

「今年は頑張りましたね」と言う小松さんが平田選手につけた点数は、技術8点、パワー7点、メンタル8点、人気9点、将来性9点の合計41点とかなりの高得点です。

小松「毎年、絶対故障していなくなってましたから不満があったんですけどね。今年は一年を通してやりましたから」

シーズン通して活躍できたことが、今シーズンの平田選手の中では一番良かった点なのかもしれません。
 

パワーをどう補うか

減量して身体の動きが良くなったことがシーズンを通して活躍できたことの要因のようです。
しかし、その分ホームランは減りました。5項目中7点と最低の数字です。

本人も体重を落としたことで飛距離が落ちたと言っているそうです。来シーズンは、出塁率と長打率が欲しいそうですが…。

「それでまた体重を増やしてはいけませんしね」と注意する小松さん。
バランスが難しいところです。
 

一発のある1番

「こうやったら成績が残るっていうのが分かったと思うんですよね」と言う小松さん。

技術点は8点をつけました。今シーズンの打率は3割2部9厘。シーズン中もずっと3割をキープし続けており、一時は首位打者かというところまでいきました。

「一発もありますからね。一発のある1番バッターって魅力だと思うんですよね。足も速いですし」

平田選手が1番に入ることで、平田選手自身もチームも良い状態になったそうです。

1番バッターとして気になるメンタルも8点と高評価でした。
打順が頻繁に変わったこともありましたが、常に3割をキープしていました。どこでも対応できたということはメンタルの強さの様です。
 

まだまだ伸びる

「平田選手はすごくお子さんに人気なイメージがありますね。凄い人気です」とチアドラのMIRANOが間近で見た感想を言いました。
人気9点は納得の高得点です。

ベンチツアーで来ている子供たちにグローブをあげたり、頭を撫でてあげたりしているそうです。平田選手を間近で見たこどもたちは将来もファンでいてくれることでしょう。

「今年、伸びたわけですが、まだ30歳ですから、これから、まだ伸びる可能性があります」と言う小松さん、将来性を9点と付けていました。

小松「これをやったから今年、良かったというのがわかってますから、どんどん工夫してやってほしいですね」
 

バッターとしての方向性は?

パワーのある1番、平田選手。
今後、パワーヒッターでいくべきなのか?アベレージヒッターでいくべきなのか?どっちに重点を置いたらいいんでしょうか?

小松「一番にいる間はアベレージでいいんじゃないでしょうか。クリーンナップにいったらまた違ってくるけども。どっちも打てますからね」

となると来シーズンは、開幕から1番平田、2番根尾みたいなことも期待できるんでしょうか?

小松「大阪桐蔭コンビで面白いんじゃないですか」。

平田選手は根尾選手の教育係ですから、二軍に落ちる時期がないようにしてもらいたいですね。
 

来年は最多安打

平田選手は今年初めてゴールデングラブ賞を獲りました。

小松「自信になりますね。肩も強く、守備のレベルも高いので、1年間通してやれば、こういう賞もついてくるんだということですね」

今年は守備でタイトルを獲ったので、来シーズンは打つ方でのタイトルが欲しいところです。

小松「1番を打っていたら打数が多くなる分、なかなか首位打者は獲れないと思うんですよね。だから最多安打とかね」

というわけで、平田選手、来シーズンは最多安打を狙っていきましょう。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2018年12月20日18時32分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報