ドラ魂キング

彦野利勝の大予言。開幕戦は4-2でドラゴンズ勝利!?

いよいよ今週金曜日、プロ野球ペナントレースが開幕です。
野球解説者の彦野利勝さんが3月27日の『ドラ魂KING』に出演し、ドラゴンズの開幕ゲームとなる対広島戦を予想しました。

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この調子で勝つ


ドラゴンズはマツダスタジアムを苦手としていて、去年、一昨年と2年連続で2勝10敗、2勝10敗という成績です。

「少なくともやっぱり5割を目指してほしいと思いますね」

カープのオープン戦結果は14試合戦って3勝9敗2引き分け、勝率わずか2割5分でした。
ドラゴンズのオープン戦結果は17試合戦って、7勝9敗1引き分け。勝率は4割3分8厘。打率、防御率、盗塁の数、ホームランの数、全部ドラゴンズが上回っています。

「もう数日しかありませんので、急に調子が上がるとは思えません。ドラゴンズが、今の勢いのまま当たれば、当然勝つと思うんですよ。ただ、ひとつだけ気がかりなのはマツダスタジアムだってことだけです」

侮れないマツダスタジアム


マツダスタジアムは、一時の甲子園球場を凝縮したような感じで、選手が雰囲気に乗せられていってしまうそうです。

「あんまり調子が上がってない広島の人たちも、気持ちが高ぶってきてアドレナリンが出て急に打つ可能性があるんです。だから侮ってはいけないと思います」

広島はつないでランナーを溜めてホームランを打つという、ビッグイニングを作る攻撃の仕方。
ドラゴンズはそこに惑わされることなく、ドラゴンズらしく、こつこつと点を取る野球で、相手にプレッシャーをかけていけばいいと言います。

「ドラゴンズの後半のピッチャー陣は決まってますから、それで逃げ切るような試合をしていくと、僕は普通に勝てると思います」

小笠原VSエルドレッド


先発はドラゴンズは小笠原。カープは予想では野村になってます。
小笠原投手の場合、よく言われるのが昨年7月1日の広島戦でエルドレッドに三打席連続ホームランを打たれたことです。

「僕はあんまり気にしてないです。エルドレッドは小笠原の球は、あんまり打てないと思ってます。インコース、真っすぐ投げとけばだいたい打てませんよ。それは次の試合か、その次の試合で、去年小笠原投手がちゃんと修正してるんですよ。
逆にアウトの計算ができるから、ありがとうですよ。向こうは、エルドレッドが相性がいいといって絶対使うでしょ?そこが開幕戦のキーになると思います。ランナーが溜まってエルドレッド、はい0点。溜まってエルドレッド、0点」

仮にカープが鈴木誠也選手を出したとしても、エルドレッドでゲッツー0点とか、そういうこともある?鈴木選手は開幕4番とも言われています。

「鈴木誠也には無理に行かない。もし塁が空いてるとするならば、歩かせてもいいですよ。今年から一球も投げずに申告敬遠ってあるでしょ?それでいいと思います」

4対2で勝つ


野村祐輔投手に対しては、ドラゴンズはどんな戦い方をしていけばいいでしょうか?

「コントロールが良くて、打たせて取るピッチャーですから、無理なバッティングすると相手の術中にはまってしまうので粘り強く行かなきゃいけない」

打者一丸となって球数を投げさせることがポイントだそうです。

「こつこつとピッチャーの足元を狙って、センター前に持って行くようなバッティングを心がけていくと崩れてきますから。コントロールも甘くなってきます」

5~6回までで3~4点は取れると断言する彦野さん。

「小笠原が、万が一ホームランを打たれたとしても、1点か2点ぐらいまでで納まるような気がするので、7~9回の中日投手陣は万全じゃないですか。田島が最後、ピシッと抑えて、4対2ぐらいで勝つイメージです」

聞いていたパーソナリティの高田寛之アナウンサーが「なんか木俣さんみたいになってきましたね」と突っ込みます。
元ドラゴンズのキャッチャーで名物解説者の木俣達彦さんは(当たるかは別として)点数まで断言しました。

その突っ込みに対し「僕は"ぐらい"って言いました」と彦野さん。

ペナントレースの行方


ドラゴンズは2012年を最後にAクラスから遠ざかっていますが、まさにこの2012年の開幕三連戦で、2勝0敗1引き分けで勝ち越してます。以降5年連続Bクラスが続いてるんですが、開幕3連戦は全部負け越しというデータがあります。

「やっぱり勝負事ですし、長いシーズン、最初の3連戦を勝ち越して行くのか、負け越していくのかでは、気分的な問題も全然違います。Bクラスになってしまったっていうことは、そういうとこも繋がってると思いますよ」

3連戦、5チームと対戦して一回りが15試合です。8勝7敗のペースを重ねていけばいいわけですが、なかなかそれができません。勝率が5割で、いかに交流戦に入っていけるかというところが問題です。

「大きな連敗をしないこと。連敗は3つぐらいまででなんとか止めないと、きついんですよ。4つも5つも負けてしまうと、なかなか戻らないので。今年はピッチャーがしっかりしているので、大きな連敗はしないと思いますよ」

「ぶっちぎりの優勝じゃなくて、粘り強くしっかりトップ下にいて、最後は鼻の差でもいいですから、グッとかわして勝つ。そういうシーズンになってほしいなと思います」と言う彦野利勝さん。
明るい兆しも見えたようです。
(尾関)
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2018年03月27日18時32分~抜粋

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