野球解説者の彦野利勝さんが2月27日の『ドラ魂KING』に出演し、セカンドのレギュラーポジションに期待がかかる中日ドラゴンズ・高橋周平選手の仕上がり具合について解説しました。
高橋選手は対外試合7試合で23打数8安打5打点、ホームラン2本、3割4部8厘とよく当たっています。
オープン戦絶好調の中日・高橋周平 問われる7年目
好調の高橋周平
放送日(27日)は3打数ノーヒットでしたが「今の数字は申し分ないんでね」と彦野さん。
本人によると、ボールを迎えに行かないタイミングの取り方、に気をつけているのだそうです。
「その状態は、今うまくできてると思います。僕もテレビで何試合か見ましたけど、いい形で打ってるなあと思います。これが、うまく長く続けられるかどうかですね」
守備の経験を積むべし
彦野さんによると、今の段階で高橋選手に対して物足りなさを感じるのは、セカンドでの守備とのこと。
「巨人の話をしますが、昨シーズンはマギーがやってましたよね。マギーってお世辞にもあんまり巧いとは言えないでしょ?周平の方が、よっぽど巧いでしょ?
飛んできた打球をしっかり捌いて、アウトにできるか、ダブルプレーが取れるか、普通に守れれば僕は○だと思います」
巧いかどうかを判断する必要性はなく、まず普通に守れればOKだそうです。
このオープン戦の時期に、厄介な打球がどんどん飛んできて、守備力をアピールできればいいですが、と高田寛之アナ。
「あとはもう経験だと思います。本番の打球に対してどれだけ反応ができて、きっちり守れるかっていうのが経験の中でわかってきます。それが自分の財産になりますからね」
高橋はクリーンナップに期待
話題は現在打撃が好調な高橋選手の打順に移ります。
「本当を言うとね、クリーンナップを打ってほしいんですよ。大島が3番に入る予定でしょうけど、できたら高橋周平でしょう。
今ふと思ったのが、2番にアルモンテを入れるなら、2番でもいいじゃないですか。でもアルモンテじゃなくてモヤを使うかもしれませんので、モヤだったら7番ぐらいに置いて、ホームランを打ってもらうみたいなね。そういう打順の組み方もありだと思います」
これは当然、セカンドで高橋選手を使うという前提だそうです。
「だから、まあ一番は、森監督が『1年お前にセカンドを預けた』って言ってくれるようなものを、この1ヶ月で見せてほしいってことです」
今の数字を維持して開幕スタメン
デビューから6年、高橋周平選手のネックとも言えるのが出場試合数。
2016年はケガもあって75試合しか出場できていないのですが、実はこれがシーズン最多出場数なんです。
「ケガがあったとはいえ、75ではちょっと寂しい。少なくとも100は出ないとレギュラーという形ではないです」
こう言いきる彦野さん。
7年目ともなると、規定打席の到達やホームラン数を2ケタにするという段階ではありません。
「もし1年やれたら、十分自信になりますから、次の年、その次の年って必ず成績は伸びてくると思うんですよ。彼の場合は下積み的なものも当然もありますので、ぜひとも今の数字を続けていって、まず開幕スタメンを取ってもらいたい」
これからは厳しい球が来る
彦野さんは、高橋選手の打撃について、インサイドに来たボールを捌けるようになってほしいと期待しています。
「まだ打たせてくれるっていう言い方は変ですけど、まだまだオープン戦の序盤なので、そこまで厳しいボールも来ないです。これから3月の中旬にかけて、だんだん厳しくなってくるでしょうから、そこで頑張って欲しいです」
ペナントレースが近づくにつれ、ピッチャーの攻め方は徐々に変わってくるそうです。
「要するにデータが欲しいわけですよ。今年の高橋周平はどういうバッティングができるかのデータが欲しい」
ピッチャーはオープン戦を通じて、インサイドやアウトサイドで甘いボールや厳しいボールを投げ分け、データの収集をするそうです。
「今の形なら、なんとか対応できるんじゃないかと思いますから、あまり気にしないこと」
高橋選手に向けた彦野さんの言葉です。
厳しい球はファールにしろ
また彦野さんは高橋選手に対し、インコースの難しいボールへの対処法を伝授します。
「難しいボールはファールできればいいです。振れないのが一番いけない。インサイドに来たのをうまく打ってヒットにしようとか、そこまでは考えなくていい。まず手が出てファールに出来ること。そうしたらチャンスボールは必ず来ます」
「私、ずっと高橋周平選手推しなので頑張って欲しいなと思ってます」と、この日出演していたチアドラの力武麗奈が期待します。
「麗奈ちゃんも推しておりますんで、是非とも7年目、大いに期待したいと思います」と高田アナ。
彦野さんも「背筋を伸ばして、堂々とバッターボックスの中に立っていればいいと思います。猫背にならないように」と高橋周平選手に期待しています。
これから攻めが厳しくなるオープン戦を乗り越え、無事に開幕スタメンの座を射止められるか、楽しみです。
(尾関)
関連記事