2017年3月31日(金)

おかべたかしさんのシリーズ第二弾『くらべる時代 昭和と平成』が発売!

丹野みどりの よりどりっ! / カルチャー

丹野みどりのよりどりっ!!17時台「みどりのさきどりっ」のコーナー。
水曜日は話題の商品やサービスに焦点を当て、そこから今を読み取る「モノコレ」です。

去年7月にこのコーナーで紹介した『くらべる東西』という本。
銭湯、いなりずし、座布団等を日本の東西で比較して、その違いから文化を探る大変読みやすく楽しい本です。
この著者であるおかべたかしさんが、今月『くらべる時代 昭和と平成』を発売されました。
本日はその魅力をご紹介すべく、おかべさんご本人から電話でお話を伺います。

『くらべる時代 昭和と平成』

この本は椅子やオムライスなどの身の回りのものが昭和と平成でどう変化したのかを、写真を見比べながら見てもらおうという本です。

「写真が見開きで見やすい!おもしろい!」と興奮気味の丹野。

このシリーズの大きな特徴は写真の撮りおろしにこだわっていて、昭和の写真も全て今回撮影したというところ。
今どこかに残っている昭和のものを探しに探して撮りに行きました。
ちょうど昭和から平成に変わった30年ほど前と、今を比較した本です。

新シリーズ発売のいきさつは?

今回のテーマ「昭和と平成」について。
昭和を代表する方の逝去や、天皇陛下の生前退位のニュースなどで「昭和」と「平成」というフレーズをよく耳にする機会がありました。
「比べるプロフェッショナル」として昭和と平成を比べたらどうか、というのが今回の企画の出発点です。

「平成もまもなく終わると言われているので、この比較は非常におもしろいですね」と丹野。

オススメネタをご紹介

今回は34個のものを比べて写真を撮ってきました。
オススメネタとしてはまず日傘。
今は黒い日傘が主流ですが、昭和の女優さんはみな白いレースのお金持ちのお嬢さんのような日傘をさしていました。
これが平成になると、黒い方が紫外線をカットするためより良いという事で、今はほぼ黒い日傘です。
ところが取材した歴史ある傘屋さんは「白の方が綺麗でしょ」と白の日傘を大切に売っていました。
科学的に数字化されたもので選ぶのではなく、そういった情緒で選ぶのもいいなと思いました。

「黒い日傘の方が紫外線をよりカットするからいいというのはわかっていても、夏場にさすものとしては黒よりも淡い色の方が涼しげでいいですよね。女性らしさもあって」と丹野。

次に花束。
花屋さんに「昭和らしい花束と平成らしい花束」を作ってもらいました。
昭和らしい花束はバラとかすみ草ですごく大きい花束で、平成の花束は濃密でコンパクトなものに変わりました。

丹野は本に掲載されている写真を見て、
「昭和の花束は本当にこうだった!バラとカーネーションのすきまに必ずかすみ草があってボリューミー。今の花束は色とりどりで花嫁さんのブーケのようなドーム型のが主流ですよね。」と続けます。

今の花束は男性が持っても恥ずかしくないようにという配慮があるそうです。
昭和のバブルの時代の男性は大きな花束を持つ勇気があったのでしょう。
大きな花束を見ると昭和の終わりを思い出しますね。

そして表紙のオムライス。
昭和のオムライスと平成のオムライスにも違いがあります。
昭和はしっかり硬めの卵で巻いたケチャップがのっているオムライスで、平成は切れ目からふわっと広がるトロトロの卵のオムライス。
どちらのオムライスが好みかということは、昭和生まれか平成生まれかを判定する良いツールです。

今後の展開予定は?

今、比べるシリーズで撮影をしているのは「値段の違い」。
うな重の「松」と「竹」の値段の違いを写真に撮影して解明したり、スーパーの高いバナナと安いバナナの違いを専門家のところで撮影するということをしています。
シリーズ第3弾『比べる値段』は8月に発売予定ですのでご期待ください!
(minto)

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