2017年7月14日(金)

ポケモンGO、中高年の心をゲットだぜ!!

北野誠のズバリ / カルチャー

スマホ向けのゲーム「ポケモンGO」が、海外を皮切りに配信されて1年が過ぎました。
日本でも社会現象にまでなりましたが、あれだけ熱狂していた若者たちも今はどこへやら。

すっかり人気も下火かと思われているポケモンGOですが、実は運動不足を解消したい中高年層の外出のお供として、そのブームは今もなお静かに続いているのです。

ポケモン特需でにわか景気

「最初のうちは、CBCラジオ7階の打ち合わせ室にも急にポケモンが現れたりして」と振り返る北野誠。

誰かの「わーポケモンが出たよ!」の一言で、一斉に「ピンピンピンピンピン」とボールを投げてゲットしていたんだとか。

「私はもうアプリは消しました」と、すっかりポケモンGOに飽きてしまったと話すのは、水曜アシスタントの大橋麻美子。
「やってましたねー」と懐かしそうに振り返ります。

名古屋市にある鶴舞(つるま)公園は、上空から見た時の噴水の形がモンスターボールのように見えるということで「ポケモンの聖地」と呼ばれ、連日多くの若者でにぎわっていました。
当時、その熱狂ぶりを自転車で見てきたという北野。

「山のように人がいました。あそこの駅前のラーメン屋にあんな人がおんの、初めて見ました。近くのファミマも人があふれてました」

ポケモン特需はかなりのものであったようです。
ところが若者の好みは移ろいやすいもの。
3か月ほどでその熱狂的なブームは過ぎ去っていったのです。

「健康ツール」としてのポケモンGO

ところが現在、45歳以上の方たちに「ポケモンGO」が支持されているといいます。
しかもまさかの「健康ツール」として利用されているのです。

「ただ歩いててもおもろないと。たまたまウォーキングブームの中に、ポケモンが入ってきよったんですね」と分析する北野。
そんな北野もウォーキングの時だけは、ポケモンGOをしているといいます。

「ウインズ渋谷から恵比寿駅前までの25分ほどの道のりで、一人で今だにポケモンGOやってるのって、俺ぐらいしかいませんので」

ちょうど昨日、栄で見かけたポケモンGOをやっていた50代くらいの女性も、ウォーキング途中だったのだろうかと推測する大橋。

千葉大学予防医学センターの羽田明教授は「歩くことは肥満や高脂血症の予防につながる。運動を習慣化するポケモンGOの仕組みは大成功だ」としています。

「こういうところやったんですかね、ポケモンGOって。もともとの趣旨はなんやったんですか?ポケモンGOってのは厚生労働省認可の『トクホ』やったんですかね?」

ポケモンGOが、いつの間にか健康ツールとして生まれ変わっていた点を皮肉る北野。
大橋は「引きこもりの子を出したとか、いろいろな功績はありますしね」とフォローします。

観光とポケモンGOの相乗効果

日本三景の「天橋立(京都府宮津市)」では、天橋立観光協会とポケモンGOの運営会社とが連携して作成した、観光スポットとアイテム入手場所を合わせた地図を3月に公表しました。
全国的にも、このような動きは広がりをみせているようです。

先週の番組で大橋が紹介した「ストーンミュージアム 博石館(岐阜県中津市)」の中にも、やはりポケモンスポットがあったといいます。
観光しながらポケモンもゲットできるという、一石二鳥の楽しみ方も増えてきているということです。

「最初の思惑と全然違うんですが、中高年がポケモンを支えているということだけは間違いないということで。しかも健康につながるんで厚生労働省もよかったなという世界でございますね。『トクホゲーム』だと思っておきましょう」と、まとめる北野でした。
(minto)

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