2017年7月14日(金)

車イスを使う方が外出するのに便利なアプリ「ウィーログ」

丹野みどりの よりどりっ! / カルチャー

今日はスマホ用のアプリ「WheeLog!(ウィーログ)」について、取りあげました。
これは、バリアフリーに関する情報をみんなで投稿することで、進化するバリアフリーマップを作ろうというものです。

車イスを使う方にとって、このアプリを使うとどんな便利なことがあるのか、アプリの発案者であるNPO法人PADM(パダム)代表・織田友理子さんにお話を伺いました。

出かける途中が大変!

「ウィーログ」の機能は大きく分けて「スポット投稿」、「走行ログ」、「リクエスト」の3つがあります。

このアプリの一番の特徴的な機能が「走行ログ」です。
アプリを起動した状態にしておき、車イスで道を通ると、GPSにより通ってきた道が地図上に線が引かれ、記録されていきます。

「ウィーログ」を使う他の人が通った道も同じように記録されていき、たくさんの人が通った道は線が濃く表示されるため、どの道が車イスにとって通りやすい道かどうか、実績が分かるようになっています。

大きな道を渡ろうという時に、普通の地図だと、実はこの辺りは歩道橋でしか渡れないので車イスでは渡れないとか、ここはエレベーターが使える歩道橋だから渡れるといった情報は分かりません。

しかし、この走行ログ機能により、あらかじめどのように遠回りすべきかという道のりの情報が分かるため、知らない所に行く時の安心材料になります。

点と点を線でつなぐのが目標だった

織田さんは、「スポットごとのバリアフリー情報を共有していただけるのもありがたいですが、自宅から目的地までどうやって行くのかが、一番知りたい所」と語り、点と点の情報を線でつなぐことが目標であり、やりたいことだったそうです。

今でも行きたい場所に関するバリアフリー情報、例えば水族館に多目的トイレやエレベーターがどこにあるかなどは、サイトやパンフレットなどであらかじめ調べておくことができるようになってきましたが、そこへ行くまでの途中の道のりが分からなかったりします。

「ウィーログ」は、その情報をみんなで作って集めるためのアプリというわけです。

健常者の方にも使ってほしい

また、「スポット投稿」機能では、出かけた場所に関するバリアフリー情報をみんなで投稿し、共有するというものです。
車イスに対応した店であるか、段差の有無や多目的トイレの有無などについて、アイコンをタップするといった簡単な操作で情報を投稿することができます。

さらに自分が行きたい施設の情報が載っていない場合は、「リクエスト」機能によりお願いすることができます。

写真が付いていると、より情報が分かりやすいのですが、車イスは手を使って移動しなければならないため、写真が撮りづらいことが多いのです。

「ウィーログ」を車イスの方だけ使用するアプリのように思われたかもしれませんが、健常者の方にも情報の投稿に協力していただきたいとのことでした。
まずは自分の気に入った店のバリアフリー情報を登録してみるというのはいかがでしょうか。
(岡本)

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