2017年3月24日(金)

知ってるようで知らない桜に関するあれこれ

丹野みどりの よりどりっ! / カルチャー

気になる最新ニュースの話題をCBC論説室のメンバーがわかりやすく解説するコーナー「NEWSよりどりっ」。今日はリスナーさんからのこんなお便りでスタートです。

「昨日東京で桜の開花宣言が出たので、名古屋での開花も待たれます。公園にはまっ白なハクモクレンも咲き、春のいろいろな花が咲くのが楽しみです。」

この話題について、毎週土曜日朝7時からの『ニュースマン!!』でおなじみ、CBC論説室長の石塚元章がわかりやすく解説いたします。

春だ桜だ桜あれこれ

気象庁より、昨日都心でソメイヨシノが開花したとの発表がありました。日本気象協会によると、名古屋では3月27日、岐阜は29日、三重県の津は31日、高山は4月16日の開花が予想されています。

やっぱり花より団子!桜餅について

関東と関西の桜餅の違いがわかりますか?関西風は道明寺粉で作られたお餅であんをくるんだ、つぶつぶとしているもの。関東風は小麦粉を焼いた皮であんをくるんだ、つるんとしているものという違いがあります。

塩漬けの桜の葉で包むのはどちらも同じですが、もとはと言えば300年以上前の江戸向島のお寺の門番が、隅田川の土手に散った桜の葉を使って人気が出たものです。
ちなみに丹野みどりは筋張ってる葉は食べない派、石塚論説室長はそもそも残す派。
桜の葉の香りの正体は「クマリン」という物質で、塩漬けにすると香りが増します。桜餅の葉は固いソメイヨシノの葉ではなく、オオシマザクラが主に使われています。

馬肉はどうして桜肉と呼ばれるのか?

桜と言えば、馬肉が桜肉と呼ばれていますね。
馬肉の色がピンク色だからという説。桜の花が咲く頃がおいしいからという説。都都逸(どどいつ)の「咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が勇めば花が散る」という歌詞からという説。これはせっかく咲いた桜に馬をつなぐなよという意味で、ここから桜に馬のイメージがついたという事です。
さらに、おとり客を桜と呼ぶことから牛肉と偽って間に馬肉を入れる=騙すことを桜と呼ぶからという説があります。

おとり客はなぜ桜と呼ばれるのか?

お店の策略だからという説。「さくりゃ」の部分の発音が桜に近いからという訳ですね。江戸時代のお芝居で声かけを頼んだ客がお芝居が終わるとパッと帰ることから、パッと咲いてパッと散る桜のようだからという説。大阪の役者のファンクラブに「桜」という集団があったからという説、など語源はいろいろあるようです。

桜前線という名前について

「桜前線」という呼び名はマスコミが広めたもので、正式には「桜の開花予想」と言います。その歴史は古く、東京の中央気象台が昭和3年頃に東京近郊だけで開花予想を出し始めたのが始まりです。

1955年頃には気象庁が標本木を全国の気象台で調べて開花予想を出し始めました。2000年代には民間の気象予報会社や(財)日本気象協会が開花予想を出すようになり、気象庁はこれでお役御免と2010年で開花予想を終了しました。

桜にはまだ色々あって、遠山の金さんの「桜吹雪」、寅さんの妹も「さくら」、桜の歌も数多くあります。
日本人は桜が大好きで、桜には一瞬しか咲かない美学がある、とまとめる丹野みどりでした。(minto)

アーカイブス

同じカテゴリー

|
facebook twitter hatebu line