2018年1月12日(金)

広島の人なら「牡蠣」って書けて当たり前!?

多田しげおの気分爽快!! / カルチャー

突然ですが、漢字で「牡蠣」と書くことができますか?
「薔薇」や「葡萄」のように、読めるけど書けないという方も多いのではないでしょうか。

『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』、全国各地から地元の方にその地方の魅力を伝えていただく「水曜日の看板娘」のコーナー。
1/10の放送で取り上げたのは「書き取り帳」ならぬ学習ドリル「広島 牡蠣とり帳」。
このユニークな「広島 牡蠣とり帳」について、広島県観光課の平野さんにお話を伺いました。

書き取り帳ならぬ「牡蠣とり帳」

「広島 牡蠣とり帳」を手にしている多田しげお。

「普通の学習ドリルと同じように、文章が出てきてて。その言葉の漢字の部分だけが抜けていて、そこに言葉を書き込むんですけれども。どの設問を見ても全部…」と呆気にとられます。

それもそのはず。
例えばある設問では「広島の”かき”は日本一」。

またある設問では「広島県の魚は”かき”だから、漢字で書けた方がよい」。

さらに「おいしい”かき”を育む広島湾」。

つまりこのドリルは、”牡蠣”の文字に特化した漢字ドリルであるというわけなのです。

平野さんによると、この「広島 牡蠣とり帳」では合計97回の”牡蠣”を練習できるようになっているんだとか。

広島県民でも1%未満!

「牡蠣の”牡”はまだ書ける。牛偏に土ですね。”蠣”が!これ虫偏に旁(つくり)がムジャムジャムジャっと難しい字を書くという…」と説明しつつ、「でも広島県の方は、”牡蠣”という字、書けて当たり前なんでしょ?」と素朴な疑問を持った多田。

旬の牡蠣を食べてもらおうというキャンペーン中、牡蠣への愛着などの街頭調査と共に、牡蠣の書き取りの調査もしてみたという平野さん。

いわく、「約500名に書いていただいて、書けたのは3名」だそう。

「えっ?えっ?」と絶句する多田に、「逆に3人すごいですね」と感心する桐生順子。

「いわゆる1%ないような、状態ではあってですね」との平野さんの言葉を、多田は「広島県民でさえ、漢字で”牡蠣”を書ける人は1%未満!」と繰り返し強調します。

「牡蠣という漢字を書いて覚えてもらうとともにですね、学習の中に牡蠣の豆知識であったりですとかね、いろいろなことを学んでいただきたいな、という想いを込めて作っております」と、牡蠣への情熱を語る平野さん。

牡蠣、その悠久の歴史

ここで、平野さんに牡蠣の豆知識を尋ねる多田。

「例えばですね、広島の牡蠣。いつから養殖が始まっていたか。これ、実は室町時代から。約400年以上前から養殖が始まっていたり…」という平野さんに「えー!」と驚きを隠せない多田。

「あとは広島湾の貝塚。そこからも牡蠣の殻が出てきたり。歴史は長くあるものだということがいろいろ出てきたり。あとは、栄養について。どういった栄養素があって、とかですね。衛生管理の為にこういった検査をしてますよ、とかですね。そういった幅広く学んでいただけるような内容のものも」と平野さん。

「広島県民に牡蠣の愛着はもちろんある中で、より知識も蓄えていただいて。それをベースにみなさんが情報発信してもらえば、より牡蠣を食べてもらえるかな」という発想のもと、小学校への配布も行っているんだそう。

「牡蠣という漢字はもちろん書けた方がいいんですが。こういったものを通じて、牡蠣のことをもっともっと知ってほしい、話題に挙げてほしいと。こういうことですよね」と、まとめた多田。

ユニーク設問続々

牡蠣の栄養についての設問も見つけた多田。

「”かき”は海のミルクだが、腰に手を当てて飲むのはやめよう」

「楽しく学んでもらいたいな、というところでちょっと問題も工夫しながら」と笑う平野さん。

「一つ一つ読んでいくと、すごく面白いです!」と桐生も太鼓判を押します。

水産の方など、牡蠣に携わる色々な人の意見を取り入れながら作られたというこの「広島 牡蠣とり帳」。

「お役所の方がちょっとユーモアに富んだものを作るっていうのは、すごく素敵ですよね」と、かなり気に入った様子の多田でした。
(minto)

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