2017年11月19日(日)

日本最大級の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」

レポートドライバー / カルチャー

CBCラジオレポートドライバーの清水藍です。

読書の秋。最近、日本各地で開催されていてじわじわと人気に火が付いているのが…「読書会」。
今回は名古屋市で生まれた日本最大級の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」をご紹介します。

やってきたのは会場として使用されている名古屋市名東区のJAZZ茶房 靑猫。
暗めの店内にオレンジ色の照明…
ジャズの音に包まれてゆったりと心地いいです。

お話を伺ったのは「猫町倶楽部」代表の山本多津也さんです。

まず「読書会」とは、読んだ本についての意見を交換したり、面白い本を紹介したりする集まり。
「猫町倶楽部」では、毎回課題本を1冊設定し、7、8人のグループに分かれて本の感想を約2時間語り合います。

空間・雰囲気作りにもこだわっていて、その世界をイメージした服を着てくるなどのドレスコードがあったり、本にちなんだ音楽を聴いたりするなど読書以外の楽しみも。
本を中心にしていろいろな人と知り合う楽しみがあり、いわば大人のための課外活動といった雰囲気。

ちなみに「猫町倶楽部」は、10年以上続く日本最大級の読書会です。
現在は東京と名古屋を中心に全国各地の都市で毎月イベントを開催しており、昨年は180回イベントを開催。
1回につき参加者は平均50人、昨年1年間で約9,000人が参加しました!!

文学作品だけではく、ビジネス本・芸術関連・哲学・思想などジャンルごとに読書会を企画しています。

初対面の者同士が本を介して自身の価値観を話し合う…
そんな読書会は1人でする読書とは全く違う楽しみ方。
作家や作品の時代背景、文学論についても話すこともあるそうですが、行き着くところは自分語りなんです。

本の話をするうちに
「自分はこう感じた、こう思った」
「主人公と自分はこんなところが似ている」
と、本を媒介に自分自身のことを語るようになるそう。

また「人の話を否定しない」こともルールとしているので、いろいろな意見を聞くことができますし、自分のことを思う存分語れます。

より深い、時にはシリアスな話も出るので、気の合う仲間作りにもうってつけですし、グループ内で結婚した例はなんと50組以上!!

本は自分の世界を広げてくれる先生でもあり、入口 ―扉―
学校を卒業して社会人になると見知った中で生活してしまうし、好きなシャンルの好きな本ばかりを読み、読みにくい本は読まなくなっていまいますよね。
しかし、これではいくら本を読んでも世界は広がりません。

普段読まないジャンルの本を課題本として、わからないなりにでも強制的に読むことで新しい知識に出会うこともありかもしれません。
さらに「面白くなかった」「よくわからなかった」と言う時こそ、答えを探しに読書会に参加して欲しい、と山本さん。
この読書会、年齢、職業などの制限はなく、学生の方も多いそうです。

参加者に唯一求められるのは「学びたいという意欲」。
そして課題本を読み終えてくること。
参加の申し込みは「猫町倶楽部」のサイトからできますよ。

読書会のみの参加費用は1,500~2,000円程で学割も。
来月には初心者の方も参加しやすいクリスマス会も予定されています。
こちらも詳しくはサイトをご覧ください。

「同じ本を読んだという共通体験が会話のネタになり、話が盛り上がって人と繋がっていくのはとても面白い。読書会というスタイルがもっと広まって欲しい」と夢を語ってくれました。

私も参加してみようと思います。
山本さん、いろいろなお話をありがとうございました。
(清水藍)

facebook twitter hatebu line

レポートドライバー

アーカイブス

同じカテゴリー

|
facebook twitter hatebu line