2017年4月6日(木)

人間国宝 テレクラマスター

北野誠のズバリ / カルチャー

昼下がりの日替わりコラム「3時にズバリ」のコーナーです。
本日のテーマは「テレクラって今どうなってんの?」というわけで、松原タニシが現代テレクラ事情を調査してきました。
ある世代にとっては懐かしく、またある世代には何それ案件の「テレクラ」。
その歴史も含めご紹介しましょう。

テレフォンクラブ略してテレクラ

テレクラが生まれたのは「我々が芸人になって何年かあとだから、下手したら30年位前じゃないかな?」と北野誠が回想します。

テレクラは、お店の中で女の子から電話がかかってくるのを「待つ」というスタイル。
松原自身、テレクラという名前は知っていても経験はなく、北野に聞くまでどのような形態なのかわからなかったとの事。

現在テレクラの数はかなり減少していて、全国で40店舗しかないそう。
「でもまだあるんや!」と驚く北野。
しかし、名古屋には現在1店舗もありません。

大阪に2店舗あると聞きつけた松原は、体験してみよう!とミナミのテレクラに出向いてみたものの、時すでに遅し。
今年の2月26日に閉店していました。
「ついこの間!ちょっと遅かったー」と残念がる一堂。

テレクラに女子が電話してくる仕組み

・女の子に電話番号が書いてあるポケットティッシュを大量に配って、男はテレクラの店舗の電話の前で待つ。
・男と話したいなと思った女の子が、ティッシュを見て電話をかけてくる。

というテレクラの仕組みを北野が説明すると、
「所属している子が電話をかけてくるんだと思いました!」と佐藤実絵子はかなり驚いた様子。

「違う違う!あくまでも一般の方がかけてくる!」と北野と松原が力説します。
「まあ誰からもかかってこないのを防ぐために、中にはサクラもいますけどね」と松原。

テレクラの歴史を紐解く!

1985年、阪神タイガースが優勝した年に新宿第一号店が誕生しました。
その時代のテレクラは「早取り制」、いわゆる早い者勝ち。
電話が鳴ってから受話器を取るのでは間に合わないので、始めから受話器を手に持ちフックを抑えた状態で待機し、電話が鳴った瞬間にフックを素早く離して女の子との会話を獲得します。
まさに「必死!」の一言です。

1990年からダイヤルQ2を利用した、ツーショットダイヤルが誕生しました。
こちらはわざわざ店舗に出向かずとも自宅で女性と会話ができるという仕組み。
この頃から、テレクラは店に行くものではなく、家で楽しむものになりました。

しかし、サービス料金の回収をしていたNTTが、1991年にQ2からツーショットダイヤルを締め出してしまいます。
その後、ツーショットダイヤルはダイヤルQ2を介さず、一般の電話回線を利用した方法で事業を継続します。

この頃から、テレクラが社会問題として取り扱われるようになります。
年齢問わず誰でも利用できるため、売春目的として使われてしまう問題が出てきたのです。
青少年防止条例ができたのもこの頃。
テレクラ、ツーショットダイヤル、のちに誕生する出会い系サイト、出会い喫茶なども規制されるようになりました。
今はほぼ身分証明が必要なため、18歳未満は利用できないようになっています。

絶滅しないテレクラ

「テレクラ」を検索する人は後を立ちません。
なんとGoogleで月1万件以上検索されているという驚きの事実が明かされます。

テレクラでかつていい思いをしたバブル世代が、当時の甘い蜜を吸った思い出が忘れられず検索するパターン。
テレクラを知らない若い世代が、電話一本で簡単に女の子と出会えてエッチまでできた「テレクラ都市伝説」を検索するパターン。

テレクラがいまだに検索されている理由にはこんな背景があるようです。

人間国宝テレクラマスター

「40件残っているという事は、いまだに需要と供給があるっていうことか!」と興奮気味の北野。

入店こそできなかったものの店内の様子を覗いてきた松原は、ネットカフェの前に電話が一つ置いてあるような状態であったと話します。
ネットしながら、エッチなDVDを見ながら、女の子からの電話を待つことができる環境であったよう。

「どういう人が電話をしてるのか、かなり興味がありますね!」と佐藤。

今は「テレクラマスター」と呼ばれるおばちゃんが結構な確率でかけてきて「テレクラってこういうもんよ、あんた初めて?と色々教えてくれるらしいんですよ」と松原。
「テレクラの伝統を教えてくれる、人間国宝のようなテレクラマスターがおるわけですね、おもしろいですね」と北野が続けます。
佐藤は笑いが止まりません。

名古屋にはもうテレクラはありませんが、岐阜にはまだ1店舗ありますのでご参考までに。
(minto)

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