2017年6月15日(木)

200年の灯は消させない!四日市市の大矢知そうめん

レポートドライバー / Chubuネタ

三重県四日市市の大矢知地区で、江戸時代から200年という伝統を誇るそうめんがあるのをご存知でしょうか?
その名も「大矢知そうめん」。
別名「三重の糸」「伊勢そうめん」と呼ばれています。

今回は、そんな大矢知そうめんを、CBCラジオレポートドライバーの清水藍がレポートします。

知る人ぞ知るそうめんの産地

伝統的な手延べ製法で作られる大矢知そうめん。
今回は「じばさん三重」三重北勢地域地場産業振興センターの山中弘之さんにお話を伺いました。

この地域でそうめんが作られるようになった由来は、江戸時代にひとりの旅の僧侶がこの地域の農家で泊めてもらい、親切なもてなしに感謝して、そのお礼としてそうめんの作り方を授けたことだそうです。
以後、農家の冬の副業として生産がはじまったとのことです。

当時、三重の北勢地方ではそうめん作りに適した小麦の栽培が盛んで、また地域を流れる朝明川の水質も良く、冬の乾燥の時期には鈴鹿山脈から「鈴鹿おろし」も吹くという環境で、土地自体がそうめん作りに適していたんです。

衰退する大矢知そうめんを救え!

しかし、最盛期の大正時代には300軒あった製造業者も、今ではわずか10軒ほどと激減してしまいました。

主な原因は大正中期から始まった機械生産により、手延べによる生産が減少したこと、そして後継者の問題などがあります。
現在の大矢知そうめんの生産量は、日本のそうめん生産量の1%にも満たないのだそうです。

そんな希少価値のある大矢知そうめん。
「じばさん三重」では伝統の職人技を後世に遺すべく、小学生の地域学習などでこの大矢知そうめん作りを生きた教材として活用しています。

特徴は、太麺であること、手延べならではのコシの強さ、そして喉ごしの良さ。

清水もいただきましたが、本当にコシがあって美味しかったですよ。

大矢知そうめんを手に入れるチャンス

なお今回お邪魔した「じばさん三重」では、6/29(木)から7/3(月)まで5日間、「手延めんまつり」を開催します。

今回ご紹介した大矢知そうめんはもちろん、地元産麺類がお値打ちに販売されるとのこと。
是非お出かけくださいね。


じばさん三重
三重北勢地域地場産業振興センター
三重県四日市市安島1-3-18

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