2017年12月29日(金)

気象予報士の沢朋宏アナ、年末年始の天気予想に自信満々。

多田しげおの気分爽快!! / Chubuネタ

12月27日『多田しげおの気分爽快!!』では、気象予報士の沢朋宏アナウンサーが年末年始の天気を解説しました。
意外な天気の豆知識も飛び出して、パーソナリティの多田しげおも、頷くことしきりでした。

気象庁は認めていない”爆弾低気圧”は

この日は、この中京エリアでも雪が降るぐらいの寒さでしたが、さらに北日本は大荒れで冬の嵐、通称「爆弾低気圧」が居座っていました。

「爆弾低気圧っていう言い方は気象用語にはないんですよね」と多田しげお。
「気象庁は認めてない言葉です」と沢朋宏アナウンサー。

爆弾低気圧とは、そもそも東京のテレビ局が使い始めた言葉で、一般にはもう定着した感があります。新田次郎の山岳小説にもよく出てくる言葉です。
この、いわゆる爆弾低気圧というものには定義みたいなものはあるんでしょうか?

沢アナ「あります。急速に発達するもの。もともと強いんじゃなく、弱いなと思ってたら急激に発達する、そういう低気圧のことです」

気象庁の言い方では、いわゆる爆弾低気圧のことを「急速に発達した低気圧」と言い、それ以外の呼び方はありません。
例えば「北海道には今、”急速に発達した低気圧”がおりまして…」という言い方をします。

2つの低気圧がひとつに

いわゆる爆弾低気圧は、冬から春にかけてのこの時期に多く発生します。

沢アナ「どうしても温かい空気と冷たい空気がぶつかり合う時期なので、そういう時に起きやすいんですよね。今回は日本海側と太平洋側から北へ進んだ2つの低気圧がひとつになってるんですよね」

2つがひとつになるというのは、この時期にはよくあるんですか?

沢アナ「この時期だけではなく、しょっちゅうあるんです。我々が普段が見ている新聞やテレビなどの天気予報の画面は、日本の周りのサイズで見てますよね。
昔に比べて、テレビの画面が大きくなったからといって、天気図の範囲も大きくなったわけではありません。
普段見る天気図の外、世界中では、低気圧がくっついたり離れたり、しょっちゅう起きてます」

ちぎれて来たのが移動性高気圧

沢アナ「今年は結構、分裂とか合体が多い年でした」
多田「分裂もあるんですか?」

春や秋になると「移動性高気圧」という言葉が登場します。
ここで沢アナ「移動性高気圧って、どこから移動してきたんでしょう?」と多田に尋ねます。

多田「西の方から」
沢アナ「西のどこ?」
多田「向こうの方」
沢アナ「…ってなりますよね。大陸の方の高気圧からプチンってちぎれて、こっちにふわ~っと来てるんです。それが移動性高気圧です」

台風が2つに割れる

「今年に限って言えば、台風が2つに割れたこともありましたね」と沢アナに、「え?あったの?」と驚く多田。

沢アナ「こういうのは、実はニュースにならないんですよ。なぜかというと、台風が二つに割れた時に、例えば”台風1号のA””台風1号のB”とは呼びません。2つに割れた時に、中心気圧の低い方、すなわち強い方だけを”台風”と言って、弱い方は”低気圧”と言うんです」

別れた弱い方は、ニュースになりませんが、気象予報士はずっと追跡していくんだそうです。
そんな分裂が今年、日本列島で起こりました。

沢アナ「四国沖ぐらいから上陸してきた台風18号で、ちょうど東海地方で2つに割れたんですよ」

割れた原因は、岐阜県高山市辺りの北アルプスだそうです。北アルプスと言えば槍ヶ岳。槍の穂先で斬られたのでは?

沢アナ「東海地方の辺りで2つに割れて、メインの方は日本海に抜けていきました。片割れの弱い方が、静岡の脇を通って関東の方へ行ったんですよ。なので関東ローカルのラジオとかテレビなどでは、片割れの方を追跡して、解説していたようです」

確かに、気になるのは自分の頭の上の天気だけです。
現在、北海道辺りでは爆弾低気圧が居座っている状況で冬の嵐です。この中京エリアでの寒さはその余波なんだそうです。

天気は繰り返す

ところで気になるのは年末年始の天気です。

沢アナ「年末年始、”天気は繰り返す”というのがキーワードになります」

ここから気象予報士の本領を発揮し出す沢アナ。

「思い出していただきましょう。24日の日曜日、クリスマスイブは夜中に雨が降りました。25日の月曜日はなんとなく生温い朝を迎えたんだけど、途中から風が強くなってきました。火曜、水曜はこうやって雪が降りました。
同じことが31日から繰り返されるんです。31日、日曜日。この日は夜ではなく日中に雨が降ります。夜中にちょっと生温い時間を通り越して、元日の朝は、北風が平野部を吹き抜けて、寒くなりますが晴れるでしょう」

年末年始は今週と同じ天気

つまり今週1週間のお天気を、来週もリピートするという感じなのでしょうか?

「そうなんです。皆さん録音してとっといて下さい、というぐらいにリピートされます」

こう自信満々に言い切る沢アナによれば、来週1月2日・3日は、昨日今日と同じで、平野部でも雪が降るぐらい寒く、岐阜の山間部はかなりの雪になるとのこと。
放送当日は名古屋市でも雪が降りました。つまり来週水曜日の名古屋にも降雪の可能性があるそうです。
(尾関)

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