2017年12月24日(日)

名古屋の大学生がソーラーカーで3,000キロを走破!

レポートドライバー / Chubuネタ

CBCラジオのレポートドライバー、小林美鈴です。

ソーラーカーで3,000キロを1週間以内で完走するという過酷なレースがあります。
その大会で見事12位という成績で完走した名古屋工業大学のソーラーカー部に会いに行ってきました!

ソーラーカー部副部長の名古屋工業大学2年・日比野豪さんにお話を伺いました。

名古屋工業大学のソーラーカー部

名古屋工業大学のソーラーカー部では、部員皆で1人レース用のソーラーカーを作り、様々なレースに出場しています。

その中で、10月に開催された『Bridgestone World Soloar Challenge(ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ)』が、一週間以内で3021キロを完走するというレースです。
このレースでは、オーストラリアの砂漠地帯の公道を走ります。

試合当日は現地の学生20人、アドバイザーが10人、日本に残って気象情報などを送る学生7人という、40名弱の巨大チームで試合に臨みました。

こちらが学生達と共に3000キロを走破した「Horizon 17」。

空気抵抗をなるべく低くするために、このような車体になっているそうです。

そして運転席はこうなっています!

世界最大級の過酷なレース

このレースでは、上位入賞を狙うどころか完走することすら大変です。

名古屋工業大学のソーラーカー部と同じクラスで出場した26チームの中で完走できたのは12チーム!
4割のチームしか完走できていない、ということです。

ではこのレースのどこが大変なのか?

まず、原動力が太陽光しかないこと。
陽が出ている午前8時から午後5時の間しか充電することができません。

いつ充電のために停車をするか?
いつスピードを速めて運転するか?

など、効率良く、先のことを考えて進めていかなくてはいけません。

ちなみに太陽光を集める時は、このようにソーラーパネル部分を斜めにして充電します。

また、天候にも左右されます。
曇りや雨だと太陽光を集めることができません。
大会当日も2日ほど雨が続き、レースをリタイヤする選択肢が出ていたほど、バッテリーの確保に苦労したそうです。

そして資金が多くかかる!
青く輝く”Horizon 17″はとてもかっこいいですよね。

日比野さん「でも、実は経費削減のために、学生の手作りパーツがたくさんあるんです…」

車体のパーツは本来なら型で簡単に作ることができるそうなのですが、名古屋工業大学の皆さんは全部手作り。

様々な苦労を経て完走できたレースです。
日比野さんにとって、何が一番大変でしたか?

「パーツを削り続けたことですかね」

私はもっとカッコいい答えを期待していました。
とにもかくにも多く資金がかかるソーラーカーです。
多くの企業さんに協賛していただいているのですが、それでも厳しい状況なんだそうです。

準備、製作も大変で、レース本番では天候やメンバーの体調管理、チームワークなどに気を配りながら進めていかなければなりません。

「10位以内を目指していたので悔しい。この経験を生かして、さらなるソーラーカーの可能性を拡大していきたい」

と、まだまだこれから!と先を走ろうと輝く日比野さんでした。

毎年8月に開催される鈴鹿ソーラーカーレースにも出場しているので、是非応援に行ってみて下さいね。
部員の皆さんも寒い中ありがとう!

これからの活躍、とても期待しています!
(小林美鈴)

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